アンチョビの保存方法と賞味期限は？開封後は冷凍・冷蔵どっちがいいの？

アンチョビは開封前であれば常温でも保存が可能ですが、下に挙げるポイントに注意して保存しましょう。

・冷暗所に置く
・直射日光に当たらない場所に保存する
・賞味期限に注意する

アンチョビはカタクチイワシの塩漬けで、塩分濃度の高い発酵食品のため比較的長期の保存が可能です。市販のアンチョビは瓶詰めや缶詰め・チューブタイプがありますが、密閉状態を保ったまま開封していなければ、常温で保存することが出来ます。その際、長期の保存が可能とはいえども賞味期限は意識して使うようにしましょう。

アンチョビはオリーブオイルに漬けられていますが、オリーブオイルは高温と直射日光に弱いため、冷暗所に保管するのが最も良いと言えます。特に瓶詰めのものは遮光されていないものが多いので、光を避けて保管するようにしてください。

アンチョビを冷蔵保存する場合に気を付けるポイントは下の通りです。

・アンチョビをオイルにしっかり漬ける
・密閉できる容器に入れる
・缶詰めの場合は必ずほかの容器に入れ替える

アンチョビは乾燥してしまうと風味が落ちてしまうので、アンチョビすべてがオイルに漬かるように保存してください。オイルが少ないようなら、オリーブオイルを足すのがおすすめです。また、冷蔵庫に保存しておくと他の食材の匂いが移ってしまうことがあるので、なるべく瓶やタッパーなどの密閉できる保存容器に入れましょう。

なお、瓶詰めのものならそのまま冷蔵保存して構いませんが、缶詰めのものは必ずほかの容器に入れ替えることを忘れないでください。缶詰めの缶は開封すると缶そのものの腐敗が始まってしまい、アンチョビの味や健康面にも影響が出てきてしまうので注意しましょう。

アンチョビを冷凍保存するときの手順は下の通りです。

①フィレは1～3枚ほどの小分けにしてラップで包む
②①をフリーザーバッグなどの密閉できる容器に入れる
③フリーザーバッグの中の空気を抜き冷凍庫で保存する

冷凍保存する場合も酸化を避けるために、なるべく空気に触れないように保存することをおすすめします。刻んでペースト状にしたものを、ラップに包んでフリーザーバッグに入れ冷凍保存してもよいです。