セミエビとは？値段や味わい・旬は？美味しい料理・食べ方も紹介！

セミエビはエビの仲間の中でも食卓にあまり出回らない、マイナーな存在です。伊勢海老と並ぶほど高級な食材と噂されるセミエビとは、どのようなエビなのでしょうか。セミエビの見た目の特徴や旬の時期・セミエビの味について説明します。

セミエビは伊勢海老より横幅が広く平べったい価値をしており、英語ではスリッパのような大きなエビと呼ばれています。殻が固く背には突起と白いまだら模様があり、体の色は赤褐色です。大きさは大きいもので50cm、重さは800gにも及びます。

夜行性で小さな甲殻類や貝類を食べて生活しており、水深20ⅿほどの岩礁地帯で生活しています。25度前後の水温を好み、日本での生息地は千葉県から沖縄県の太平洋側です。海外ではインド太平洋の熱帯・亜熱帯地域の温かい海に生息しています。

セミエビはねっとりとした濃厚な旨みと甘み、弾力のあるぷりぷりとした食感が特徴です。伊勢海老に負けないくらい美味しいと評判で、上品なくせのない味わいです。茹でてもあまり色は変わりませんが、身の歯ごたえは増します。セミエビの濃厚なエビ味噌は、味噌汁にして食べると絶品です。

高級食材といわれるセミエビですが、値段の相場はどのくらいなのでしょうか。セミエビの値段を、高級エビの代表格である伊勢海老と比較して紹介します。

セミエビとよく似たエビの仲間にウチワエビとゾウリエビがいます。いずれもセミエビ科に属し、なかなか水揚げされない希少価値の高いエビです。セミエビとウチワエビ・ゾウリエビはどのような違いがあるのか紹介します。