ウグイの味はまずい?臭みが気にならない捌き方や食べ方・料理のおすすめを紹介!
ウグイという魚を知っていますか?まずいと言われますが本当でしょうか?今回は、ウグイの味わいはまずいと言われる理由や、臭みが取れる下処理・捌き方にくわえて、〈唐揚げ・塩焼き〉など美味しい食べ方・レシピを紹介します。寄生虫などウグイを生刺身で食べる際の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ウグイは一度焼いてから煮付けにすると、独特な臭みを消すことができます。ウグイ特有のクセが苦手な人はうろこと内臓をきれいにとり除き、生姜を多めに加えるようにしましょう。こちらのレシピは、白いご飯と非常に相性の良い一品です。
ウグイを食べる際の注意点
自分で釣ったウグイや買ってきたものを調理する際には、気を付けるポイントはあるのでしょうか。ここでは、ウグイを食べる際の注意点を2つ紹介します。
生刺身で食べる際は寄生虫に要注意
ウグイには寄生虫がいることがあるので、生刺身で食べる際には特に注意しましょう。ウグイに生息している可能性がある寄生虫は、以下の通りです。
・アニサキス
・サナダムシ
・有棘顎口虫(ゆうきょくがっこうちゅう)
・横川吸虫(よこがわきゅうちゅう)
これらの寄生虫は人体に侵入すると小腸に寄生し、腹痛や下痢などの食中毒症状を引き起こします。中でも注意が必要なのが、横川吸虫の幼虫であるメタセルカリアです。横川吸虫は成虫でも1㎜程度しかなく、目視で見つけにくい特徴があります。これらは天然物のウグイに寄生するため、刺身で食べたい時には養殖のウグイを選ぶようにしましょう。
(*アニサキスの見つけ方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ウグイの寄生虫の対策
寄生虫は熱に弱いため、天然物のウグイを食べる時は必ず焼く・揚げる・煮るなどの加熱調理をしてから食べるようにしましょう。
また、天然物のウグイを釣り上げた際は、すぐにエラや内臓をとり除くことをおすすめします。通常はエラや内臓で生息する寄生虫は、宿主が死ぬと筋肉にまで寄生しようとする性質があるので、必ずウグイが生きている状態で行うことが大切です。
ウグイを食べてみよう
今回はウグイの味わいがまずいと言われる理由や、臭みがとれる下処理や捌き方からレシピまで紹介しました。甘露煮などの加工品もご飯に良く合いますが、旬の時期の洗いや刺身が特に美味しいので、活きた養殖のウグイが手に入った際はぜひ一度食べてみてください。