醤油がない時の代用品は?めんつゆ・白だしは代わりになるの?
醤油がないときの代用方法を知っていますか?今回は、醤油を使う理由・役割から、〈薄口・濃口〉別に醤油の代用品を、使った人の口コミをもとに紹介します。醤油を海外の調味料で代用する場合についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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醤油がない…。代わりはある?
醤油は和食を作るときにはもちろん洋食を作るときにも隠し味で使える、日本人にとって非常に身近な調味料ですが、醤油をつい切らしてしまった場合に代わりはあるのでしょうか。まずは醤油の役割や種類について紹介します。
そもそも醤油の役割は?
醤油の役割として挙げられるのがまず味付けで、大豆・小麦・塩が熟成してできたその旨味が料理に深みと味を与えてくれます。他にも料理に香りづけをしたり、食欲をそそる色を付けたりする働きがあり、肉や魚の臭みを消してくれる消臭効果もあります。
醤油の種類
醤油には以下のようなさまざまな種類のものがあります。
・濃口醤油
・薄口醤油
・たまり醤油
・白醤油
・再仕込み醤油
濃口醤油は全国的に使われている醤油で、薄口醤油は主に関西圏でよく使われていて色が薄いのが特徴です。このように一口に醤油といっても使われている地域や製造方法が違い、使用方法なども全く違いますが、それぞれの醤油には違った良さがあります。料理の種類などに応じて使い分けることで料理を更に美味しくすることができます。
(*醤油の種類別の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
薄口醤油の代用品
薄口醤油は関西のスーパーには普通に並んでいますが、関東のスーパーではあまりポピュラーではない醤油です。薄口醤油の代用品になるものは何があるのでしょうか。次は薄口醤油の代用品について紹介します。
①だし醤油
薄口醤油の代用品としてはだし醤油がおすすめです。だし醤油での代用に向いている料理は以下の通りです。
・茶碗蒸し
・うどん
・炊き込みご飯
だし醤油とは醤油をベースにして鰹節や煮干し、昆布や帆立などの出汁とみりんを加えた加工調味料のことです。濃口醤油ほど色が濃くないので薄口醤油の代わりに使うときれいな色付けができますが、塩分濃度は高いものが多いので、調理の際は塩辛くならないように気を付けましょう。
また、だし醤油を使う場合は鰹節や昆布で出汁をとらなくても良いので、料理の時短にも役立ちます。
ほり
(28歳)
大阪に住んでいた時は煮物というと薄口醤油を使っていましたが、関東に引っ越してきてからはなかなか薄口醤油が買えなくてずっとだし醤油を使っています。これだと色も薄くなるし、なおかつだし入りなので簡単に味が決まります!
(*だし醤油について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
②濃口醤油+塩
薄口醤油を最も簡単に代用する方法は、濃口醤油を少量使う方法です。代用に向いている料理は以下の通りです。
・煮込み料理
・焼き物
・お吸い物
薄口醤油大さじ1杯分を作る場合は、濃口醤油大さじ1/2杯と塩1.5gを合わせたもので代用が可能です。薄口醬油は濃口醬油よりも塩分濃度が高いので、色あいを気にしない場合であれば濃口醤油を多めに使っての代用も可能です。ただしその場合、醤油特有の強い風味や香りが目立ち、具材の風味が負けてしまう可能性があります。
しかし濃口醤油で代用した場合は、前述のだし醤油よりも味や風味が近くなるので、目標としている薄口醬油の味に近づけやすいでしょう。
マック
(45歳)
濃口醤油だとどうしても色が濃く出てしまうので、薄口醤油を使ったときみたいに薄色に仕上げたい場合は濃口醤油を少量入れて香りだけ出るように使っています。足りない塩味は塩で調整すれば、まるで薄口醤油を使った時のようになるので代用する場合はいつもこれです!
(*薄口醤油の代用品について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)