サッパはどんな魚?食べ方は刺身が一番?捌き方や料理レシピのおすすめ紹介!
サッパの美味しい食べ方を知っていますか?そもそもサッパとはどのような魚なのでしょうか。今回は、刺身などサッパの美味しい食べ方や<南蛮漬け・から揚げ>など料理レシピを紹介します。サッパの寄生虫も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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サッパはどんな魚?
サッパとは魚の名前ですが、聞いたことがない人も多いのではないでしょうか。ここからはサッパについて名前の由来や産地、おすすめのレシピなどを紹介します。
サッパの名前の由来や呼び名
サッパは体長10~20cmほどの小さな魚で、まるで葉っぱのような平べったい形をしています。別名をママカリといい、こちらの名前であれば聞いたことがある人も多いでしょう。ママカリは「飯(まま)」を「借り」るという言葉に由来し、ご飯を借りに行くほど美味しい魚であることから名付けられました。
一方、正式名称であるサッパは、漢字で「鯯」や「拶双魚」と書きます。「鯯」はコノシロと同じ漢字で、姿がコノシロと似ているため同じ字があてられたようです。もともとは味わいがさっぱりしたたんぱくな魚であることからサッパと名付けられたと考えられていますが、笹の葉っぱに似ているからとする別説もあります。
サッパとコノシロの違い
サッパはコノシロと同じ漢字をあてられるほどよく似ていますが、実際には違う魚です。一番よくわかる違いは背びれの形で、コノシロは背びれの一部が大きく伸びています。また、コノシロにはうろこに黒い斑点模様がありますが、サッパにはそれがなく、うろこに特別な模様がありません。
どちらもニシン目ニシン科の魚なので、よく似ていて混同されやすいですが、ポイントを踏まえて比較するとすぐに区別がつくので参考にしてください。
(*コノシロについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
サッパの旬や産地
サッパの旬は年に二回あり、産卵前の春から初夏にかけての時期と、冬に向けて大きく肥える晩秋が美味しいです。産卵する時期は、西のほうが早く関西では5月ごろ、関東では6月以降に産卵時期を迎えます。収穫されるのは主に4~11月ごろですが、旬ではない時期でもおいしく食べられるので釣り人からも好まれます。
サッパの生息域は広く、北海道から九州までの汽水域や内湾の浅い場所に群れて回遊しながら生息している魚です。寒い冬は深いところに潜り冬越しをしますが、回遊範囲は狭く、生息域を大きく変えることはないでしょう。サビキ釣りの対象としても人気があり、主に西日本で広く食べられています。
サッパの味わいと食べ方は?美味しい?まずい?
サッパは別名をママカリというほど美味しい魚といわれていますが、実際にはどんな味わいなのでしょうか。ここではサッパの味わいや食べた人の体験談のほか、サッパによく合う料理を紹介します。
サッパに合う料理・調理法
サッパはたんぱくな味わいが特徴の魚ですが、サッパの味わいが生かせる料理や調理法は以下の通りです。
・刺身
・寿司
・酢漬け
サッパのあっさりした味わいには、同じさっぱりした風味の酢がよく合います。そのため、酢締めしたサッパを使った押し寿司やちらし寿司などの寿司料理が人気です。ほかにも、南蛮漬けや酢漬け、マリネなど酢を使った食べ方はどれもサッパに向いています。
また、シンプルな刺身もおすすめの食べ方で、釣ったばかりの新鮮なサッパを刺身で食べればサッパ本来の味わいがよく感じられるでしょう。刺身も醤油のほか、ポン酢や二杯酢などで食べるとサッパのたんぱくな味わいが引き立ち美味しく食べられます。
サッパの味わい
サッパはあっさりした味がすることから名づけられたように、魚の中でもたんぱくな風味が特徴です。ニシン科の青魚なのでニシンやイワシにも味わいがよく似ていますが、より身はさっぱりしていてしつこくありません。ただし小骨が多いので食べにくさを感じる人も多いでしょう。
サッパによく合う酢締めにすると、小骨が気にならなくなり食べやすくなるため、その点からも酢締めで味わう食べ方がおすすめです。
Twitterの口コミ
サッパの刺し身はプリプリしていておいしい。カタクチイワシもいくつか刺し身にしてみたけどサッパとだいぶ味違う
Twitterの口コミ
酢〆して四日目のサッパ、中骨は全く感じられず旨いぞ!
駄菓子的な、(よっちゃん🦑)っぽい味と食感(感じ方には個人差がございます😅)でうまヒィー( ≧∀≦)ノ
ワサビを添えお茶漬けのネタにもいけそうです(^∧^)