サヨリの食べ方|刺身・唐揚げ・天ぷらがうまい?人気の料理レシピと紹介!
サヨリにおすすめの食べ方・料理を知っていますか?今回は、<刺身・唐揚げ・天ぷら・干物>など、サヨリの美味しい食べ方・料理をレシピとともに紹介します。<寄生虫(アニサキス)・薬味>など刺身で食べる時の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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サヨリの美味しい食べ方は?おすすめ料理は?
白銀色で細長いシルエットのサヨリは、割烹料理や寿司ネタとして愛されている高級魚です。釣り人からもらったりデパートなどで購入した時、どのように食べたら良いのでしょうか。今回は、高級魚サヨリの美味しい食べ方・おすすめ料理を紹介します。
サヨリの味わいなど特徴
サヨリは上品な白身の魚で、ほのかに甘みのある繊細な味わいが特徴です。淡白でありながら青魚のような旨味もあり、刺身では特有の歯応えを楽しめます。サヨリは3〜5月が旬で一番うまいといわれていますが、現在は日本各地で水揚げされているので一年中味わうことができます。
(*サヨリについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
サヨリの状態別におすすめの食べ方
釣り人からもらったり小さいサイズのサヨリが手に入ったら、次のような食べ方がおすすめです。
・小さい:唐揚げ、干物(丸干し)
・大きい:刺身、フライ、干物(開き)
小さいと捌くのが難しく身が崩れやすいので、内臓を取り除くだけの唐揚げや干物がおすすめです。サイズが大きい場合は、大名おろしにすると身が食べやすくなります。中でも新鮮なサヨリが手に入った時は、ぜひ刺身で味わってみてください。
サヨリの食べ方・レシピ①刺身
刺身はサヨリの奥深い味わいを、存分に味わうことができる調理法です。ここでは、サヨリを刺身にする時の手順を紹介します。
サヨリを刺身で食べる場合は寄生虫(アニサキス)に注意
サヨリを含め、海洋生物には寄生虫がいることがあります。サヨリを刺身で食べる際は、寄生虫対策をしっかりと行ってください。
・アニサキス:1分間以上加熱する/24時間以上冷凍する/状態を見極める
・腸炎ビブリオ:冷蔵庫で保管する/真水で洗う
・サヨリヤドリムシ:頭を落とす
刺身でサヨリを食べる時、腸炎ビブリオとサヨリヤドリムシは比較的対策が容易です。しかし刺身は通常加熱や冷凍を行わないので、アニサキスには十分な注意が必要です。アニサキスは新鮮なうちは内臓にいることが多いので、取り除けば身は刺身で食べることができます。しかし鮮度が落ちてくると、アニサキスが身に移動して刺身では食べられません。
例えば腹内部の黒い膜が茶色になっていたり、口先が赤くないものは時間が経っているので加熱調理がおすすめです。やや鮮度は落ちますが、一度冷凍するとアニサキスの心配なく刺身を食べることができます。
(*サヨリの寄生虫について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
サヨリの刺身用の捌き方
サヨリの上手な捌き方と、刺身の作り方を解説します。
①サヨリの腹ビレを骨抜きで抜き、包丁を使いウロコを取る
②頭と内臓を取り、腹の内側にある黒い膜を擦り落とす
③中骨に沿って包丁を入れ、身と骨に分ける
④腹骨を薄く取り、皮を剥ぐ
⑤好みの大きさに切り、盛り付ける
ウロコは側面だけではなく、腹や背も忘れずに取りましょう。腹の黒い膜を取ったら綺麗に洗いしっかりと水気を取ると、苦味のない美味しい刺身になります。腹骨は取りきれないことがあるので、指で残った骨がないかを確認してください。
サヨリの刺身に合う薬味・アレンジ
優しい味わいのサヨリには、以下のようなシンプルな薬味がおすすめです。
・生姜
・わさび
・赤おろし
薬味はつける調味料で選ぶと、サヨリの美味しさを一層引き立てます。例えば醤油をつけるのであれば、わさびが最も相性が良いです。出汁醤油をかけたい時はおろし生姜、ポン酢であれば赤おろしがおすすめです。