サヨリの寄生虫「サヨリヤドリムシ」とは?食べるのはNG?味や生態など紹介!

サヨリの寄生虫「サヨリヤドリムシ」を知っていますか?今回は、サヨリヤドリムシの生態・食べるのは平気かや、味わいを口コミとともに紹介します。サヨリヤドリムシ以外の寄生虫やサヨリに寄生虫がいるときの食べ方の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. サヨリにはどんな寄生虫がいる?
  2. サヨリヤドリムシなど複数の寄生虫がいる
  3. サヨリヤドリムシはどんな生態?
  4. サヨリヤドリムシはサヨリに寄生する
  5. サヨリヤドリムシを食べるのは平気?おいしい味なの?
  6. サヨリヤドリムシを食べても無害
  7. サヨリヤドリムシはエビのような味わい
  8. サヨリに寄生虫がいるときの食べ方の注意点は?
  9. ただしアニサキスは人体に悪影響があるので必ず除去しよう
  10. 腹が褐色のサヨリを刺身にして食べるのは避けよう
  11. サヨリの寄生虫「サヨリヤドリムシ」は食べても平気

サヨリにはどんな寄生虫がいる?

サヨリは、口が針のような特徴を持つ細長い魚で、冬から春までが旬とされています。全国的に獲れて刺身や塩焼きが美味しいのですが、魚には寄生虫がつきものです。サヨリにはどんな寄生虫がいるのか、寄生虫で気をつけなければいけないことは何なのか、説明します。

サヨリヤドリムシなど複数の寄生虫がいる

出典:https://twitter.com/hanehane2015h/status/773316725936795649?s=20

魚には寄生虫はつきものですが、サヨリもまた寄生虫のいる魚です。サヨリに宿っている寄生虫は複数種あります。

・サヨリヤドリムシ
・アニサキス
・ペンネラ


この中でもアニサキスは、名前だけでも聞いたことがある人はいるでしょう。逆にあまり知られていない寄生虫で、サヨリヤドリムシもいます。サヨリヤドリムシは俗にサヨリムシとも呼ばれ、80%ほどのサヨリに寄生しているといわれています。ペンネラは糸のように細く、サヨリに刺さっている状態で見つかりますが害はありません。

サヨリヤドリムシはどんな生態?

サヨリヤドリムシは、サヨリのどこに寄生しどんな生態なのでしょうか。ここからは、サヨリヤドリムシについて詳しく説明します。

サヨリヤドリムシはサヨリに寄生する

出典:https://twitter.com/1073mshr/status/1324983491272953856?s=20

サヨリヤドリムシは、白色でダンゴムシのような形をしている寄生虫ですが、厳密にいえばウオノエ科という甲殻類の一種になります。見るとかわいいと思う人もいる反面、気持ち悪いと感じる人も多いです。同じウオノエ科にマダイと共生するタイノエという寄生虫がいますが、こちらは口の中に寄生しています。

対してサヨリヤドムシは、サヨリの口から入るものの寄生する場所はエラの部分です。サヨリの体液を栄養として成長するサヨリヤドリムシは、サヨリが死ぬまでサヨリのエラの中で共生していきます。これは寄生した魚から栄養を摂取する、タイノエをはじめとするのウオノエ科の特徴です。

サヨリヤドリムシを食べるのは平気?おいしい味なの?

出典:https://twitter.com/Juker130605/status/1109604096015630336?s=20

魚に寄生虫がついている時に心配されるのが、間違えて食べてしまうことです。食べてしまった場合は大丈夫なのでしょうか。その点について以下で説明します。

サヨリヤドリムシを食べても無害

サヨリヤドリムシは、寄生している場所から間違えて食べてしまうことは少ない寄生虫です。エラについていて取り除きやすいですし、もし万が一食べてしまっても害はなく、人間に寄生することもないため心配はありません。よく刺身にした時に寄生虫も一緒に食べて食中毒になるニュースがありますが、サヨリヤドリムシの場合は食べても無害です。

サヨリヤドリムシはエビのような味わい

サヨリヤドリムシは間違えて食べても無害というだけでなく、食べてみると美味しいという話があります。これも先に出てきたウオノエ科の虫の特徴のひとつで、タイノエやサヨリヤドリムシなどウオノエ料理のレシピもあるほどです。少数ではあるものの、あえて食べるという人もいます。

ではサヨリヤドリムシの味はどうなのかというと、エビやシャコの味に近いという噂です。実際に塩胡椒をして唐揚げにして食べてみた人の感想では、身が柔らかく小エビのような味がするとありました。ただし調理しても見た目は、本物のエビのように赤くはならず、白色のままだそうです。

サヨリに寄生虫がいるときの食べ方の注意点は?

アニサキスは、主にサバやカツオなどに寄生していることが知られていますが、サヨリもアニサキスが紛れている可能性は否定できません。この項では、アニサキスの心配がある時のサヨリの食べ方や注意点を説明します。

ただしアニサキスは人体に悪影響があるので必ず除去しよう

アニサキスに関しては、サヨリヤドリムシと違って間違えて食べてしまうと以下のような症状が出てしまうため注意が必要です。

・激しい腹痛
・下痢
・嘔吐
・悪心


アニサキスは人間の体内では生息できませんが、死滅する前に胃腸の粘膜に入り込むようになります。そのため、間違えて食べてしまった時に、激しい腹痛などの食中毒の症状がでるのです。アニサキスの寄生が疑われるサヨリでは、これらの方法で死滅させてからサヨリを食べるようにしてください。

・-20℃で24時間以上冷凍する
・70℃以上または60℃で1分かけて加熱する
・たたきなどで刻んでしまう


アニサキスは、魚が生きている時は魚の内臓部分に寄生していますが、魚が死ぬと人間が食べる筋肉部分に移動します。そのため、気づかずに食べてしまうことがあるのです。魚が新鮮なうちに内臓にいるアニサキスを取り除けばいいのですが、鮮度が下がればそれもできません。食中毒を起こさないためにも、加熱や冷凍でアニサキスを死滅させるのが確実です。

腹が褐色のサヨリを刺身にして食べるのは避けよう

サヨリは体長が長く内臓も長いため、傷みやすいです。味が落ちるだけでなく、傷んだサヨリを食べると体調を崩してしまうかもしれません。サヨリは元々、紫外線から内臓を守るために腹の部分が黒っぽいのですが、その腹が褐色に変色しているサヨリは刺身にして食べるのではなく、火を通すようにしてください。

サヨリの寄生虫「サヨリヤドリムシ」は食べても平気

サヨリは刺身や焼いて食べるのが人気の魚とはいえ、捌く時に出てくる寄生虫のサヨリヤドリムシに驚く人は少なくありません。しかし、エラに寄生するサヨリヤドリムシや口の中にいるタイノエなど、食べることができる寄生虫はいます。アニサキスには気をつけなければいけませんが、サヨリヤドリムシは、食べても平気なので安心してください。

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