塩サバとは?生サバと違いは?栄養価や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
塩サバとはどんな食材か知っていますか?生サバと違いはあるのでしょうか?今回は、塩サバを買うメリットや作り方にくわえて、〈栄養価・塩分〉など特徴について紹介します。塩サバの美味しい食べ方・アレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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塩サバとは?生サバと何が違うの?
スーパーなどでも手軽に購入でき、程よい塩味が白いご飯にもよく合う塩サバですが、生サバとは何が違うのでしょうか。ここでは、塩サバと生サバの違いを紹介します。
塩サバは生サバを塩水につけて干した食材
水揚げしたサバをそのままさばいたものを生サバと呼び、生サバを塩水に漬けて干したものが塩サバです。塩サバの身は生サバを塩水に漬ける過程で水分が抜けて旨味が凝縮され、適度に締まった脂の乗った身と塩味が白いご飯によく合います。
対して生サバはふんわりとした柔らかい食感があり、味噌煮や生姜煮などの煮付けに向くことが特徴です。このように塩サバと生サバはもともとは同じ食材ですが、味や肉質に違いがあります。
(*魚を塩水に漬ける効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
塩サバを買うメリットは?
塩サバも生サバも同じ魚ですが、どちらを買うか迷うこともあるかもしれません。ここでは、塩サバを買うことで得られる3つのメリットを紹介します。
①生サバに比べて価格が安い
塩サバを買うメリットの一つは、生サバに比べて価格が安いことです。塩サバは生サバを塩漬けにして干すことで保存がきき、旬の時期に漁獲された冷凍ものがノルウェーなどから輸入されているので価格が安定しています。一方国内産のサバを新鮮なうちに市場に出す必要がある生サバは、塩サバの倍以上の値段が付けられることもあるようです。
②下処理いらずで時短に
塩サバは生サバを塩水に漬ける工程で、身から水分とともに青魚特有の臭みも抜けることが特徴です。このため塩サバは、生サバに必要な臭みを取る下処理が省け、火を通すだけで食べられるメリットがあります。また、味付けも不要なため時短調理ができ、忙しい食事の準備に重宝する食材です。
③幅広いメニューに活用できる
塩サバは焼いて食べる以外にも、様々なメニューに活用することができます。塩サバの味わいや食感を活かすためには、小麦粉や片栗粉をまぶして揚げるのもおすすめです。また、塩サバはマリネやパスタ・サンドイッチの具材など、洋風のメニューにも良く合います。
塩サバの作り方は?自作できる?
塩サバを自作する時の手順は、以下の通りです。
1.生サバを3枚におろす
2.腹骨を除く
3.塩分濃度が10%の塩水を作る
4.塩分が浸透するまで10分ほど漬ける
5.バットに重ならないように並べてラップをかけずに冷蔵庫で2〜3時間寝かせる
6.天日で1〜2時間干す
生サバが丸ごと1尾手に入った時や、食べきれなかった切り身を使って塩サバを作ることができます。塩水の塩分濃度は10%にすることが、臭みが抜けて程よい塩味が付くポイントです。じっくりと乾燥させることで日持ちが長くなるので、最低でも1時間は干すようにしましょう。