マッサ(MASSA)はどんな調味料?作り方は?使い方・レシピのおすすめも紹介!

マッサ(マッサ・デ・ピメント)という調味料を知っていますか?今回は、マッサの使い方や作り方に加え、<オリーブオイル・ニンニク>などアレンジの仕方を紹介します。マッサの活用レシピ10選も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. マッサ(MASSA)とは?
  2. マッサはポルトガル発祥の万能調味料
  3. マッサは旨み・栄養成分が豊富
  4. マッサの作り方は?
  5. 材料
  6. 作り方・手順
  7. マッサの使い方は?
  8. マッサはどの料理にも合う
  9. マッサはアレンジして使いやすい
  10. マッサの活用レシピ3選!
  11. ①ほうれん草のマッサパスタ
  12. ②生ハムとマッサのポテトサラダ
  13. ③豚とアサリのポルトガル風
  14. マッサを食卓に取り入れよう!

マッサ(MASSA)とは?

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マッサ(MASSA)は日本ではあまり馴染みのない調味料ですが、一体どのような調味料なのでしょうか。マッサの発祥や、栄養成分について紹介します。

マッサはポルトガル発祥の万能調味料

マッサはポルトガル発祥の万能調味料で、現地ではMassa de Pimentao(マッサ・デ・ピメント)と呼ばれ、非常にポピュラーな調味料なのでどのスーパーでも売られています。原料は赤パプリカと塩だけのパプリカペーストのようなものですが、天日干ししてじっくり熟成しながら作ることで塩辛いだけではなく非常に深い旨みを持っているところが特徴です。

ポルトガルでは非常に日常的に使われている調味料で、日本でいう醤油のようなものですが、現地では手作りする家庭も多いです。

マッサは旨み・栄養成分が豊富

マッサは旨み・栄養成分が豊富で、マッサに含まれる栄養成分は以下の通りです。

・ビタミンC
・ビタミンA
・ビタミンE
・ビタミンD
・ビタミンB群
・カルシウム
・鉄分
・ナイアシン


マッサの原材料である赤パプリカには上記の栄養成分が含まれていて、主な栄養成分であるビタミンCはレモンの2倍含まれています。ビタミンCを摂取することでストレスや風邪などの病気に対する抵抗力や抗酸化作用が高まるとされ、生活習慣病の予防にも効果的であると言われています。

なお、マッサの一番の特徴は発酵食品ならではの旨みと味わいであると言えるでしょう。天日干しして濃縮された旨みが、塩漬けして寝かせることで熟成されて深みのある味わいになるので、シンプルな料理でも深いコクと旨みを加えることができます。

マッサの作り方は?

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赤パプリカと塩だけでつくる万能調味料であるマッサは、一体どのようにして作るのでしょうか。現地では天日干しして作りますが、ここでは天日干しせずに手軽に作りやすい方法を紹介します。

材料

・赤パプリカ/1500g
・塩/500g
・オリーブオイル/適量

作り方・手順

マッサの作り方・手順は以下の通りです。

1.赤パプリカを良く洗い水気を切って乾燥させる
2.へたと種を取り除く
3.湾曲した部分と直線の部分に切り分ける
4.幅1cmほどに縦切りにする
5.ザルの底にカットした赤パプリカを敷き詰める
6.赤パプリカの上にたっぷり塩をふる
7.再度、赤パプリカを敷き詰め塩をふる
8.これを繰り返す
9.ザルを鍋の上に置き水分を切る
10.ラップをして涼しい場所で2週間熟成させる
11.大きな皿に取り出し、塩を刷毛で取り除く
12.フードプロセッサーでペースト状にする
13.煮沸した瓶に入れてオリーブオイルを上からかける


洗った後に4等分に切ると後の作業がしやすくなります。大量の塩を使うので、使用するザルは非金属性のものを使い、赤パプリカを敷き詰めるときは重ならないようにするのがポイントです。赤パプリカを敷き詰め塩をふるときは、上に重ねていくにつれて塩の量を増やしましょう。

ザルを鍋の上に置くときは大量の水分が出るのでその水に浸らないように、高めの鍋に乗せるようにしてください。また塩を刷毛で取り除く作業が面倒な場合は、煮沸消毒した薄い塩水で軽くゆすぐ方法でも大丈夫です。最後のオリーブオイルは表面が空気に触れてかびないようにする効果があるので、薄い膜を張る程度にいれましょう。

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マッサの使い方は?

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旨みが凝縮された味わいが特徴のマッサは、日本の家庭料理ではどのように使うと良いのでしょうか。次はマッサの上手な使い方について紹介します。

マッサはどの料理にも合う

マッサは天日干しと熟成の工程を経て濃厚な旨みをもった調味料で、塩気もあるので他の調味料を使わずにマッサで下味をつけるだけで味が整います。マッサは旨みがとても強く味に広がりがあり、複雑な味わいに仕上がるのでさまざまな出汁や調味料を合わせて手間をかけて作ったように感じるでしょう。

またアクやクセがあまりなく素材の味を邪魔しないので、和洋中どんな料理にも合う万能調味料です。

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