茎わさびと葉わさびの違いとは?旬の時期など特徴や食べ方のおすすめを紹介!
茎わさび・葉わさびを知っていますか?根わさびとは違うのでしょうか?今回は、茎わさび・根わさびの旬の時期や食感などの特徴に加え、どこで買えるのかを紹介します。茎わさび・葉わさびの料理レシピも17個紹介するので参考にしてみてくださいね。
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茎わさび・葉わさびとは?根わさびとは違う?
わさびと言えば、寿司や刺身についてくるすりおろされたものを思い浮かべるかもしれません。しかし、それは根わさびと言われているもので、その他に茎わさび・葉わさびもあります。ここでは目にする機会の多い根わさびと、茎わさび・葉わさびの違いを説明します。
茎わさび・葉わさびはすりおろさずに調理して食べる
一般的にスーパーで販売されているわさびはチューブタイプのものがほとんどですが、それは根わさびと言われているわさびの根の部分をすりおろしたものです。茎わさび・葉わさびは、根わさびと違ってすりおろさずに調理して食べるのが特徴です。
根わさびは寿司や刺身に添えるほか、和え物などの味付けとして使用されています。わさびは根の部分がメインだと思われがちですが、実は茎や葉の部分も食べることができます。
これらは茎わさび・葉わさびと呼ばれ、すりおろして使う根わさびとは違った食感や香りがあるのが特徴です。スーパーで販売されることはほとんどないですが、調味料としてではなく一品の料理として使うことができる茎わさび・葉わさびは料理の幅も広がるため、わさび好きの人におすすめです。
茎わさびの特徴は?
根わさびとの違いは分かりましたが、茎わさびにはどのような特徴があるのでしょうか。食感や食べるときの下ごしらえ、旬の時期について詳しく説明します。
茎わさびはシャキシャキ食感を楽しめる
葉と根を繋ぐ部分の茎わさびは、シャキシャキ・コリコリとした食感を楽しむことが出来るのが特徴です。醤油漬けにして瓶詰めに加工されたものは、スーパーでも販売されていることがあり、気軽にその食感を楽しめます。それ以外にも、炒め物や和え物、おひたしなど通常の野菜と同じように使うことができ、茎わさびならではの食感を味わえるでしょう。
風味を出すには下ごしらえが重要
わさびと言えば、ツーンと鼻に抜ける香りと辛みが特徴ですが、実は茎わさびはそのまま調理しただけではその特徴的な香りと辛味を感じることができません。わさびの風味を出すためにはしっかりと下ごしらえをする必要があります。下ごしらえでは、塩もみをしてアク抜きをした後に熱湯をかけます。
塩もみは雑味をなくすアク抜きのために行いますが、熱湯をかけるのはわさびの風味と辛味を引き出すために必要な工程です。にんにくと同じで刺激を与えることで香りが増すため、炒め物や和え物などに使用するときは熱湯をかけてから調理してください。細かく刻む場合やしっかり煮込む場合は熱湯処理がなくても風味や辛味が出るため省いても構いません。
茎わさびの旬の時期は春
わさびの収穫時期は春から秋にかけてですが、茎わさびの旬は春の間だけです。春を過ぎると茎はどんどん固くなってしまうため、美味しい茎わさびを食べることができるのはわずかな期間だけになります。
道の駅などで販売されていることはありますが、旬の時期の短さと収穫後傷みやすくすぐにしおれてしまうという理由からスーパーでは基本的に買うことができません。道の駅などで見かけたら、ぜひ購入してみてください。
葉わさびの特徴は?
根わさび・茎わさび以外にもわさびは葉も楽しむことができます。葉わさびの特徴と下ごしらえ、旬の時期について詳しく説明します。葉わさびを美味しく食べることができるおすすめの調理法も、ぜひ参考にしてみてください。
葉わさびは天ぷらが美味しい
新鮮な葉わさびであれば、天ぷらとして食べると香りも良く美味しいのでおすすめです。葉わさびとは、一番上の葉の部分のことです。
レシピや地域によっては、茎わさびの部分も含めて葉わさびと呼んだり、花わさびと呼ばれたりすることもあります。葉わさびは茎わさびと違ってシャキシャキ食感はあまりなく、ほうれん草や小松菜などの葉野菜のような柔らかい食感です。茎わさび同様スーパーに並ぶことなく、醤油漬けにされているものがほとんどです。