ミディトマトとは?大きさ・味わいなど特徴や代表品種も紹介!
【湘南佐藤農園監修】ミディトマトを知っていますか?他のトマトと違いは何でしょうか?今回は、ミディトマトの品種に加え、<ミニトマト・フルーツトマト>など他のトマトとの違いを紹介します。ミディトマトの栄養や値段、味など特徴も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
トマトの販売価格は、2016年12月ごろに最も高くなり1kgあたり951円となりました。最も安くなったのは2018年6月で1kgあたり543円となっています。2021年2月現在のトマトの販売価格は1kgあたり561円となっていますが、それに対してミディトマトは1kg約1200円ほどとなっており、他の品種に比べると高値で取引される品種と言えます。
ミディトマトの主な品種・種類は?
ミディトマトは、トマトの中でも甘みが強く旨味が凝縮しジューシーな味わいであることがわかりました。ここからは、ミディトマトの主な品種や種類をみていきましょう。おいしいミディトマトを紹介するので、スーパーなどで見かけたら購入してみてください。
①フルティカ
・生産地:山梨県
・大きさ:ピンポン玉くらい
・重さ:40g~50g
・糖度:6度~7度
2008年に品種登録された新しい品種のフルティカは、同じくらいの重さのミディトマトと比べると糖度が大変高いミディトマトです。その果肉は弾力性がありながら滑らかな肉質で、皮が薄く食感が良いのが持ち味です。酸味が優しく甘さが引き立っているので生食はもちろん、コクがあるので加熱調理するのもよいでしょう。
②大浜の恵み
出典: @nekko_2828
・生産地:熊本県
・大きさ:不明
・重さ:不明
・糖度:6~7度
大浜の恵みは熊本県で栽培されているミディトマトの品種で、その糖度の高さからフルーツトマトとして栽培されていることもあります。酸味が弱く甘みが強いのが特徴で、生食で食べるのが最もおすすめの食べ方ですが、加熱調理をしてもおいしい品種です。
③カゴメこくみトマト プラム
・生産地:長野県
・大きさ:卵型でミニトマトとミディトマトの中間くらい
・重さ:30g~40g
・糖度:7度前後
カゴメこくみトマト プラムは、ケチャップや野菜ジュースなどでお馴染みのカゴメから販売されているミディトマトです。コクがあり果肉がしっかりとした味わいからこくみと名付けられました。イタリアントマトの様に加熱調理することで更に美味しさが増しますが、卵型を活かしサラダにするのもオススメです。
④越のルビー
出典: @sasakiyoo11
・生産地:福井県
・大きさ:ピンポン玉くらい
・重さ:40g
・糖度:7度前後
ルビーのように真っ赤な色が名前の由来になった越のルビーは、1989年に福井県立大学で開発された品種をもとに1992年に品種登録されました。ビタミンCやカルシウムが豊富に含まれ、青臭さと酸味が少なくフルーティーな甘さが特徴です。水切りヨーグルトやモッチャレラチーズなどで、サラダにして食べるとおいしいです。
⑤シンディースイート
・生産地:新潟県、山形県、高知県など
・大きさ:ピンポン玉くらい
・重さ:35g~40g
・糖度:7度前後
ミディトマトの中でも日本で一番栽培されていると言われているシンディースイートは、9度前後と甘さがある中にもしっかりとした酸味のある味わい深さが持ち味です。果肉が厚くプチっとした歯ごたえのある食感も特徴なので、生のまま食べるのがおすすめです。