黄色いメロン「イエローキング」とは?味・産地など特徴は?食べ方のおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】イエローキングを知っていますか?どんなメロンなのでしょうか?メロンであると初めて知った方もいるでしょう。そこで今回は、イエローキングの見た目や味などの特徴や食べ頃の見分け方を紹介します。イエローキングの美味しい食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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イエローキングはどんなメロン?特徴は?
メロンの一種であるイエローキングは、名前を聞く限り黄色いことは想像がつきますが味わいや値段、糖度についても気になるところです。ここではイエローキングがどんな特徴のあるメロンなのかを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
イエローキングは黄色く小型のメロン
イエローキングはマスクメロンのような網目状のあるメロンではなく、表皮はなめらかで艶があり、普通のメロンが緑色であるのとは違って鮮やかな濃い黄色をしています。大きさは1kg前後のものが多く、小型のメロンであることがわかります。
イエローキングの味は甘くまろやか
イエローキングの果肉は淡い白みがかった緑色をしていて、熟すと半透明になります。糖度が14~15度と安定していて甘みはありますが、さっぱりとした味わいが特徴です。そして果肉に厚みがあるため柔らかな食感やさくさくとした歯応え、まろやかさを楽しむことが出来ます。
イエローキングは贈答品向きだが値段は安め
イエローキングは糖度も高く、鮮やかな黄色みがあって小玉で扱いやすいこともあり、贈答向きとされています。贈答品向きだと聞くと価格が高い印象を持つかもしれませんが、イエローキングは他のメロンに比べると値段は安めです。1玉当たり1000円前後で購入することもでき、通販でも取り扱いがあるため遠方の方への贈り物にも良いでしょう。
春日爽花
野菜ソムリエ
マスクメロンのようなメロンが網目状であるのは、理由があります。農家さんが、水や栄養を与えたり絞ったりし、することでメロンには傷ができ、それを治そうとするための「かさぶた」として網目状になるのです。
(*メロンの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
イエローキングの旬や名産地は?
イエローキングの味わいや値段についてはわかりましたが、贈答品にするなら旬の季節や名産地のものを贈りたいでしょう。そこでイエローキングの旬の時期や名産地について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
イエローキングの旬は5〜7月
イエローキングはハウス栽培ではなく屋外で栽培されることが多いため、限られた旬の時期でないと食べることができません。生産地によって異なりますが、九州の温かい地域から旬を迎え、4月中旬ごろから出荷が始まります。そして5月~7月が旬のピークの時期になるので、購入するタイミングを逃さないようにしましょう。
イエローキングの名産地は愛知、熊本
イエローキングの名産地は愛知県の南部にある田原市や、熊本県の中部に位置する上益城郡益城町があります。
愛知県田原市には平成2年に設立され62名の生産者が在籍する田原露地メロン部会があり、31ヘクタールの栽培面積を保有しています。熊本県の上益城郡益城町は40年以上続くメロン産地です。熊本県は昼夜の温度差がとても大きく果物を育てるのにはとても良い気候であり、上水道はミネラルを多く含んだ地下水を使用しています。