ヤリイカとスルメイカの違い・見分け方は?食べ方のおすすめも紹介!
イカの代表的な種類に「ヤリイカ」と「スルメイカ」がありますが、違いを知っていますか?今回は、ヤリイカとスルメイカの〈旬・産地〉など特徴や、見た目での違い・見分け方を紹介します。ヤリイカとスルメイカの食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
名前の由来
スルメイカの名前については様々な諸説あるようですが、中でも最も有力とされているのが「墨群」が変化したと言われる説です。平安時代にイカのことを「墨を吐く群れ」から「スミムレ(墨群れ)」と呼んでおり、それが段々と訛って「スルメ」と変化したと言われています。
ヤリイカとスルメイカの違い・見分け方は?
・ヤリイカ
スルメイカ
大きさや姿も似ているヤリイカとスルメイカですが、大きな違いも沢山あります。ここでは、簡単に見分けられる違いを紹介します。
①エンペラ
両種を簡単に見分けるには、エンペラと呼ばれる耳の部分に注目すると良いでしょう。スルメイカは、このエンペラが胴体の先についており、やや小さめなのが特徴です。対して、ヤリイカは胴体の中央辺りから先にかけてエンペラがついており、スルメイカに比べると長くて大きいのが特徴です。
②足の長さ
ヤリイカとスルメイカとでは足の長さも違います。ヤリイカは、胴体が長く足が華奢で短いのに対し、スルメイカは、足がやや太めで長いのが特徴です。それぞれで見ると分かりづらいかも知れませんが、並べて見比べてみると違いは歴然です。
③目のまわり
・ヤリイカの目
・スルメイカの目
ヤリイカの目は、黒目と白目の部分がはっきりしており見た目は平です。一方のスルメイカは出目金のように黒目が飛び出していて、白目もほとんどわかりません。スーパーなどではエンペラや足の長さが確認出来ない状態でパッキングされていることも多いので、目のまわりの違いも覚えておくと良いでしょう。