ネギが腐るとどうなる?見分け方は?食べてしまった時の対処法も紹介!
【葱や けんもち監修】ネギが腐るとどうなるか知っていますか?今回は、ネギが腐った時の見分け方や腐ったネギを食べてしまうとどうなるのか対処法とともに紹介します。ネギの腐りにくい保存方法や、腐る前にネギを大量消費できるレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
急いで調理している時などは、ネギの賞味期限を確かめることなく使ってしまうこともあるでしょう。しかし賞味期限切れでネギが腐っていた場合、体に及ぶ悪影響が心配です。ここでは、腐ったネギを食べたら食中毒になるのかをはじめ、対処法も合わせて説明します。
少量であれば食中毒になる可能性は低い
誤って腐ったネギを少し食べてしまったくらいであれば、食中毒になる可能性は低いといわれています。しかし免疫力が下がっていることで、少量でも食中毒になる可能性があることは否定できません。腐ったネギを食べて腹痛や下痢、吐き気、嘔吐などの食中毒の症状があらわれた時には、病院で診察を受けることをおすすめします。
ネギが腐りにくい保存方法は?どれくらい日持ちする?
ネギを美味しく食べきるためにも、日持ちする期間や腐りにくくなる保存方法を覚えておくにこしたことはありません。ここでは常温・冷蔵などの保存環境別の保存方法について、日持ちする期間も含めて説明します。
①常温で保存する場合
ネギを常温保存する際の手順・ポイントは、以下の通りです。
・ネギを新聞紙で包む
・直射日光を避け、風通しの良い場所に置く
・保存する際はネギをたてる
上記は根元に土がついているネギの場合に限るものの、このポイントを守れば約1ヶ月も常温保存が可能です。また根がついているネギの白色の部分を土に埋めることで、保存期間を2ヶ月程度まで延ばすこともできます。
剱持哲信
葱や けんもち
ホームセンターで売っている紙製の米袋に入れて保存が1番オススメです。ちなみ常温保存は気温の低い時期限定で行って下さい。気温が高い時は土付きねぎでも早めにお召し上がり下さい。
②冷蔵で保存する場合
スーパーなどで販売されている泥がついていないネギは冷蔵保存が適しており、以下のポイントを守るのが基本です。
・ネギを緑色と白色の部分に切り分ける
・水気をしっかりふきとる
・ビニール袋やジッパー付き保存袋に入れる
・冷蔵庫の野菜室で保存する
上記のポイントを守って冷蔵保存することで、約1週間ほど日持ちさせることができます。また万能ネギを冷蔵保存する場合には、湿らせた新聞紙で包むとより長く日持ちさせることが可能です。しかし傷みやすいので、早めに食べきることをおすすめします。
またネギを刻んでから冷蔵保存することも可能で、その場合はキッチンペーパーを敷いた蓋つきの保存容器などに入れるのが基本です。キッチンペーパーがネギの水分を吸い込むので、2日に1回は交換しましょう。この場合も保存期間は1週間程度なので、早めに使いきるようにしたいところです。
③冷凍で保存する場合
ネギを腐らせることなく長期保存したい時は、冷凍することをおすすめします。ネギを冷凍保存する場合の手順は、以下の通りです。
①ネギを手早く洗う
②ネギの水気をしっかりふきとる
③ネギをみじん切りまたは小口切りにする
④ジッパー付き保存袋にネギを広げて入れる
⑤冷蔵庫の野菜室に一晩入れてから、冷凍保存する
切ったネギを一晩冷蔵庫に入れる時にジッパー付き保存袋にキッチンペーパーを入れておくと、十分に水分がとれるのでおすすめです。冷凍庫に移す際には、そのキッチンペーパーを取り出しましょう。
(*ネギの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
新鮮なネギを選びたい!見分け方は?
ネギは1本買ってもその日のうちに使いきることは稀なので、保存を前提に新鮮なものを選んでおくのがおすすめです。新鮮なネギには、以下のような特徴があります。
・葉の部分が濃い緑色をしている
・葉先までハリがある
・白い部分にツヤがある
・持った時に中身がしっかり詰まっている
・根が黄ばんでいない
上記の特徴を持っているネギは、新鮮なものと考えて間違いありません。鮮度が落ちるとしなびてしまう前に、色の鮮やかさが失われます。葉先が萎びているネギも新鮮ではないので、選ばないようにしましょう。
ネギを腐る前に大量消費できるレシピも紹介!
ネギを腐らせずに食べきりたい時は、大量消費できる料理を作るのもおすすめです。ここでは、ネギを大量消費できるメニューを3つ紹介します。