にんにく臭い人・臭くない人の違いは体質？改善方法は？臭いを消す方法も紹介！

にんにくを食べた後に、人と会う予定がある場合はなるべく早く臭いを消したいと思うこともあるでしょう。ここでは、にんにくを食べる前、食べている最中、食べた後にそれぞれできる臭いを消す方法を紹介します。

にんにくの臭いを消す方法はいくつかありますが、食前からできる対策としては、牛乳や緑茶を飲んでおく方法があります。牛乳に含まれる脂質やタンパク質には、臭いのもとになる成分アリシンを包み込む効果があり、手軽ににんにくの臭いを抑えられるおすすめの方法です。

牛乳と同じく食前に緑茶を飲むのもおすすめで、緑茶に含まれるカテキンには消臭効果があり、食前に飲んでおくことでカテキンがにんにくによる口臭、体臭を消してくれます。しかし、緑茶にはカフェインが多く含まれているため注意が必要です。

カフェインには利尿作用があるため、緑茶を飲むことで排尿の回数が多くなって体内の水分量が減り、血流が悪くなる、口の中が乾きやすくなるといったことが考えられます。血流の悪さはにんにくを食べた後の体臭につながり、口の中が乾いていると口臭の原因にもなります。

にんにくを使用した料理を食べる際は、一緒にチーズやコーヒーを摂取するとよいでしょう。チーズには牛乳と同じようにアリシンを包み込むタンパク質が含まれており、一緒に食べるだけで口臭や翌日の体臭を予防できます。

コーヒーには消臭成分を持つタンニンや、アリシンを分解するポリフェノールが含まれているため、飲むだけでにんにくの臭いを消してくれる便利な飲み物です。

にんにくを食べた後にできる対策としては、リンゴやチョコを食べる、ウーロン茶を飲むといった方法があります。リンゴ・チョコ・ウーロン茶には共通してポリフェノールが含まれています。ポリフェノールにはにんにく臭の原因となるアリシンを分解する効果があり、体の内側から作用するためにんにくを食べた後の体臭に効果的です。

リンゴの場合はポリフェノールのほかにもリンゴ酸が含まれており、リンゴ酸によってもアリシンが分解されます。リンゴに含まれるポリフェノールは皮の近くに多いため、リンゴを食べる際はなるべく皮ごと食べるか、皮は薄く剥くようにしましょう。

体の代謝機能があまりよくないと、にんにくが食べた後もなかなか消化・分解されず翌日まで体臭として残ってしまいがちです。にんにくの臭いが翌日まで残る人や、なるべく早く臭いを消化したい人はサウナやお風呂で汗として流しましょう。

汗を多く流すことで、汗を通して臭いの成分が排出されます。汗を流した後はしっかり水分を補給し、血流を悪くしないようにしましょう。にんにくの臭いは尿からも排出されるので、汗として排出するほかにも多めに水分を取って尿からの排出を促進する方法もあります。

（＊にんにくの臭いの消し方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

今回はにんにくを食べた後に臭い人、臭くない人の違いについて紹介しました。にんにくの臭いが残りがちな人でも対策をすることで解決することもあります。食前からしっかり臭い対策をして、にんにく料理を楽しみましょう。