花丸きゅうりの特徴とは？愛知の伝統野菜？食べ方・レシピのおすすめを紹介！

きゅうりの品種の1つに花丸きゅうりと言う名前のものがあり、読み方は「はなまるきゅうり」ですが、どのようなきゅうりでしょうか。まずは花丸きゅうりの、具体的な特徴などを見てみましょう。

花丸きゅうりは一見すると、成長途中のきゅうりを収穫したかのような小さな見た目をしています。先端に花がついているのが特徴で、見栄えが良いことからお弁当などに入れても彩り豊かになります。名前の由来については明らかにされていませんが、花付ききゅうりとも呼ばれている品種です。

花丸きゅうりは普通のきゅうりのように料理に使っても問題なく使えますが、基本的には料理の飾りとして使うことが多いようです。食感は普通のきゅうりとそれほど変わりはなく、味は若干の苦味があります。花も食べられるので、花を取らずに炒めものとして調理すると鮮やかな一品に仕上がります。

花丸きゅうりは1パックに複数本詰めた状態で100g程度で販売されていることが一般的ですが、一本当たりに換算すると100円前後となります。他のきゅうりも一本100円前後ですが、こちらは可食部分も多いことから花丸きゅうりはかなり高価であることがわかります。


（＊きゅうりの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

高額で飾りに使われるほど小さなきゅうりである花丸きゅうりは、普段スーパーではほとんど見かけません。ここでは花丸きゅうりの旬と産地について紹介するので、手に入れたい場合はチェックしてみて下さい。

花丸きゅうりは主に愛知県で栽培されており、店頭で直接購入できるのも愛知県にほぼ限定されているため、他の地域で購入する場合はネット通販を利用するしかないようです。なお、花付きのきゅうりは他にも販売されていますが、「花丸きゅうり」という名前のきゅうりは愛知県のきゅうりだけです。

花丸きゅうりの収穫時期は6月から8月と短い期間で、この時期が旬に当たります。他のきゅうりは7月から8月が旬なので、少しだけ旬が始まる季節が早い傾向にあります。時期的には七夕の日の食事の彩として使うのにちょうど良く、鮮やかな黄色い花が活躍してくれるでしょう。