ほうれん草は腐るとどうなる?見分け方や賞味期限・食べれる時の特徴も紹介!
【大村農園監修】ほうれん草が腐るとどうなるか知っていますか?見分け方はあるのでしょうか?今回は、<白いカビ>などほうれん草が腐った時の見分け方を<臭い・味・見た目>別に紹介し、<シナシナ>など腐りかけで食べれる時の特徴も紹介します。賞味期限目安や日持ちする保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- ほうれん草が腐ってるかわからない…。見分け方ある?
- ほうれん草が腐るとどうなるの?見分け方は?
- ①見た目
- ②臭い
- ③味・食感
- 腐りかけのほうれん草がまだ食べれるか否かの基準って?
- ①シナシナになっている
- ②葉の変色が起きている
- ③葉・茎の一部が潰れている
- ほうれん草が腐る原因は?
- ①水分が足りない
- ②温度・湿度が不適切
- ほうれん草の賞味期限の目安は?
- ほうれん草の賞味期限を状態別に比較
- ほうれん草が日持ちする保存方法は?
- ①冷蔵庫で保存する場合
- ②冷凍庫で保存する場合
- 常温での保存はおすすめしない
- ほうれん草の日持ちする作り置きレシピを紹介!
- ①ほうれん草のナムル
- ②ほうれん草のソテー
- ③ほうれん草のポン酢和え
- ほうれん草は腐る前に消費しよう
①冷蔵庫で保存する場合
冷蔵庫でほうれん草を保存する場合、以下の方法を取り入れると日持ちする期間を延ばせます。生の状態と茹でてから保存する場合に分けて紹介します。
【生で冷蔵保存する方法】
1、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーでほうれん草を包む
2、ほうれん草を立てて野菜室で保存する
【茹でて冷蔵保存する方法】
1、ほうれん草を硬めに茹でる
2、茹でたほうれん草の水気をしっかり切る
3、食べる分に小分けしてラップに包む
上記の方法で冷蔵した場合、生の状態で1週間程度、茹でたほうれん草の冷蔵保存期間は2日ほどとなります。硬めに茹でることで、べたつきを抑えて日持ちしやすくなり、栄養や旨味の流出も抑えられます。茹でたほうれん草は味噌汁にしたり、和え物やおひたしにしたりできて便利なので、調理時間を短縮したい人は実践してみてください。
②冷凍庫で保存する場合
日持ちする期間を延ばしたいなら冷凍保存する方法がおすすめです。生のままと、茹でたほうれん草の冷凍保存する方法は以下の通りです。
【生で冷凍保存する方法】
1、ほうれん草の根元を切ったうえでざく切りにして、水洗いをする
2、ほうれん草をしっかり水切りする
3、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫で保存する
【茹でて冷凍保存する方法】
1、ほうれん草を硬めに茹でる
2、茹でたほうれん草の水気をしっかり切る
3、食べる分に小分けしてラップに包む
4、ラップに包んだほうれん草をジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存する
生のほうれん草を冷凍した際の保存期間は、2週間程度です。生のまま冷凍したほうれん草を調理する際には、解凍せずにそのまま熱湯で茹でてかまいません。茹でてから冷凍したほうれん草は、約1ヶ月ほど日持ちします。茹でただけのほうれん草も解凍せずに、加熱調理してかまいません。
ちなみにほうれん草は調理後に冷凍することも可能で、その場合は電子レンジで解凍してから加熱するとよいでしょう。
(*ほうれん草の冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
常温での保存はおすすめしない
ほうれん草は、常温での保存はおすすめできない野菜の1つです。ほうれん草に限らず野菜は収穫後も呼吸していますが、呼吸量が増えると成熟が進み、やがて腐り始めることがわかっています。室温が16℃以上の状態でほうれん草を常温保存すると、呼吸数が増えて腐りやすいので避けましょう。
ほうれん草の日持ちする作り置きレシピを紹介!
傷みやすいほうれん草は、日持ちする常備菜にして保存するのがおすすめです。常備菜にも様々なメニューがあるので、味に飽きることもなさそうです。ここでは、日持ち期間の長いほうれん草を使った作り置きレシピを3つ紹介します。
①ほうれん草のナムル
茹でたほうれん草をカットして水気を絞り、にんにくや醤油、塩と混ぜてごま油と白ごまで風味を加える一品です。冷蔵庫で1週間ほど持つので、常備菜にも適しており、時短料理としても優秀といえます。
大村元昭
大村農園
ナムルやお浸しにしておくと、お弁当のおかずにも使えたりビビンバに乗せたりレパートリーが増えて便利ですね
②ほうれん草のソテー
味付けに塩分を加え、水分を飛ばすように炒めると日持ちが良くなります。5日ほど冷蔵保存できるので、常備菜にピッタリです。ほうれん草とコーンの鮮やかな彩りは、お弁当のおかずとしても重宝する一品です。