固いキャベツの葉を柔らかくする方法は?美味しい食べ方・レシピも紹介!
固いキャベツを柔らかくして美味しくする方法を知っていますか?今回は、固いキャベツを柔らかくする方法や、調理法のおすすめにくわえ、購入時の見分け方も紹介します。固いキャベツでも美味しい食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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固いキャベツを美味しく食べたい。
キャベツはいろいろな料理に使いやすい便利な野菜ですが、食べた時の食感が非常に固いことがあります。固いキャベツは食べにくく、さらに料理にも使いにくいように感じる人も多いかもしれませんが、固いキャベツを柔らかくして美味しく食べられる方法はあるのでしょうか。
固いキャベツを柔らかくする方法って?
キャベツは1年中スーパーなどに流通していますが、柔らかい物ばかりではありません。冬キャベツに代表されるように、芯だけでなく葉も固いキャベツもあります。ここでは、そうした固いキャベツを柔らかくする方法を紹介します。
①塩揉みする
冬キャベツなどの固いものは塩揉みすると柔らかくなり、その方法は以下の通りです。
①キャベツを食べやすい大きさに切る
②①をボウルに入れて、塩を振りかけたらよく混ぜる
③②をしばらく置いておく
④③のキャベツのカサが減ったら、絞って水気をきる
塩揉みすることでキャベツの葉は柔らかくなるものの、若干の塩味が残ります。サラダや和え物、漬物のための下ごしらえであれば、塩揉みしても味に影響はありません。しかししっかり味付けをする料理の下ごしらえとしては、適さないケースもあります。
また、キャベツの芯は非常に固いため、そのまま塩揉みしても柔らかくならないこともあるので切り方を小さくするなど工夫しましょう。
②レンジでチンする
味に影響なく冬キャベツなど固いものを柔らかくしたいなら、以下のように電子レンジで加熱する方法もあります。
①キャベツを好みの大きさに切る
②耐熱容器に①を入れ、ふんわりとラップをかける
③②を500Wで4分から5分ほど加熱する
④③をザルにあげて水きりする
ロールキャベツに使うキャベツの葉を柔らかくしたい時などは、湯通しするより電子レンジで加熱する方が時間が短縮できるのでおすすめです。またキャベツの葉をサラダに使いたい時には加熱後に粗熱をとり、冷蔵庫で冷やしてから使えば問題ありません。大量の固いキャベツを柔らかくしたい時には、何度かに分けて電子レンジで温めるとムラができにくくなります。
固いキャベツにあった調理法は?
冬キャベツなど固いものは生で食べるより、以下のような料理に用いるのがおすすめです。
・ロールキャベツ
・チキンとキャベツのトマト煮込み
・お好み焼き
・コールスローサラダ
・回鍋肉
・スープ
・味噌汁
固いキャベツは水分量が少なく煮崩れしにくいので、上記のような加熱調理する料理に適しています。じっくり煮込んでスープやお味噌汁の具材にしても、柔らかく仕上がる上に野菜の旨味が出るでしょう。
また固いキャベツの葉や芯を細かく刻んで餃子の具やお好み焼きに入れても、加熱調理の過程で甘味が出て美味しいです。生で食べるサラダなどは塩揉みや電子レンジ加熱で、柔らかくしてから使う方が食べやすくなります。
また水分が少ない固いキャベツは炒め物にも向いているので、中華料理の食材としても活用可能です。回鍋肉だけでなく豚肉や牛肉と炒め合わせたり、卵と一緒に炒めたりするだけでも美味しく食べられます。食べた時に歯ごたえを感じたいなら大きめに、柔らかくしたいなら小さめに切って塩揉みや電子レンジで加熱するなどの下処理して調理しましょう。
固いキャベツを避けるには?見分け方はある?
キャベツは固くても色々な料理に使えますが、できれば柔らかいものを選びたい場合もあるでしょう。ここでは、固いキャベツを避けるうえで覚えておきたい見分け方を説明します。
冬キャベツの葉は固めの傾向にある
キャベツには春キャベツと冬キャベツの2種類があり、流通しているキャベツのほとんどは冬キャベツです。3月から5月ごろに出回る春キャベツは柔らかくみずみずしい食感ですが、一方の冬キャベツは芯だけでなく、葉も固めの傾向にあるものです。したがって、春の時期であれば春キャベツを選べば柔らかいキャベツを手に入れることができるでしょう。
なお、冬キャベツは葉の巻きが硬く隙間が少ない扁平な形をしているのに対し、春キャベツは葉の巻きが緩く隙間がたくさんある丸い形をしています。また、色も冬キャベツは白っぽい薄黄緑色であるのに対し、春キャベツは黄緑色なので覚えておきましょう。
(*冬キャベツと春キャベツの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)