オムレツとは?卵焼きと違いある?語源・発祥の歴史や種類など紹介!
オムレツとはどんな料理か知っていますか?卵焼きと違いはあるのでしょうか?今回は、オムレツと卵焼きを〈具材・語源〉など特徴の違いを比較し、〈スパニッシュオムレツ〉などオムレツの種類も紹介します。オムレツと卵焼きの作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
オムレツとは?
オムレツとは、どのような特徴を持つ料理なのでしょうか。まずは、オムレツの発祥地や語源・発祥の歴史などについて見ていきましょう。
オムレツはフランス発祥の卵料理
オムレツはフランス発祥の卵料理で、溶き卵に牛乳や調味料を加え、バターやサラダ油などをひいたフライパンで焼いて半月状や木の葉状に形を整えるのが特徴です。基本となるプレーンオムレツは塩とコショウだけで味付けをしますが、じゃがいもやほうれん草などの具を使ったオムレツもあります。
なお、オムレツは表面がほどよく焼けており、内部が半熟状態になっているものが美味しいとされています。
オムレツの語源と発祥の歴史
オムレツは、もともとフランスではオムレットと呼ばれていました。しかし、日本に伝わった際に訛って、オムレツと呼ばれるようになったと言われています。なお、フランス語のオムレットは剣を意味するギリシャ語が由来で、オムレツの形状が剣に似ていることからこの名前が付いたようです。
オムレツは古代ギリシャの時代から食べられていたようですが、現在の名前が付けられたのは16世紀ごろだと言われています。
オムレツと卵焼きの違いは?
オムレツと卵焼きは、どちらも溶き卵をフライパンで焼いて作りますが、両者に違いはあるのでしょうか。ここでは、オムレツと卵焼きの違いについて紹介します。
卵焼きは日本発祥の卵料理
オムレツは前述の通りフランス発祥の料理ですが、卵焼きは日本発祥の卵料理です。卵焼きは、溶き卵を醤油や砂糖などで味付けして、油をひいたフライパンで焼いて作ります。一般的に、卵焼きを作る際は卵液を3~4回程度に分けて流し込み、層を重ねて焼き上げるのが特徴です。
オムレツと卵焼きの違いを比較
オムレツと卵焼きには、以下のような違いがあります。
【具材】
オムレツ:じゃがいも・ほうれん草・チーズなど
卵焼き:ねぎ・のり・大葉など
【調味料】
オムレツ:塩・コショウ・はちみつなど
卵焼き:醤油・砂糖・みりんなど
【形状】
オムレツ:半月型・木の葉型
卵焼き:筒型
上記のように、オムレツと卵焼きには使う具材や調味料に違いがあります。一般的に、卵焼きには醤油やみりんのように日本独自の調味料が使われることが多くあります。しかし、近年では卵焼きにも牛乳やチーズなどを入れることも増えているので、オムレツと卵焼きは見た目の形状の違いが一番判断しやすいでしょう。
オムレツにはさまざまな種類がある?
オムレツは、フランスや日本だけでなく世界各地で親しまれているため、さまざまな種類が存在します。ここでは、主なオムレツの種類を紹介します。
①スパニッシュオムレツ
スパニッシュオムレツとは、スペインでよく食べられているオムレツで、スペイン風オムレツやトルティージャとも呼ばれています。スパニッシュオムレツは細切りのじゃがいもや玉ねぎを卵液に混ぜ、固めに焼き上げるのが特徴です。