食パン1斤の大きさ・サイズは?市販商品で違う?スライス1枚の厚みも紹介!
食パン1斤の大きさ・サイズはどれくらいか知っていますか?今回は、食パン1斤のサイズの定義や、〈超熟・にしかわ・八天堂〉など市販商品別に食パン1斤の大きさを比較して紹介します。食パン1斤をスライスした時の厚さも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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食パン1斤の大きさ・サイズはどれくらい?
食パンを購入するときに、お店によって大きさが違うことがあります。食パンの1斤あたりのサイズはどれくらいか、決まりはあるでしょうか。ここからは1斤という単位にはどのような基準があるのかを紹介していくので、購入するときの参考にしてください。
食パン1斤は「大きさ」ではなく「重さ」で決まっている
食パンの1斤という単位は日本パン公正取引協議会で正式に基準が定められています。ただし、大きさではなく重さの基準となっているため大きさは違うことがあります。
1斤:340g以上
1.5斤:510g以上
2斤:680以上
ただし、上記の基準は下限値なので、たとえば400gの食パンであっても1斤と表現しても良いことになっています。さらに、この基準は包装食パンにのみ当てはめられる基準なので、パン屋では340g未満でも1斤と表現しても問題ありません。
(*食パンの数え方が「斤」の理由について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
市販の食パン1斤の一般的な大きさ・サイズを比較
商品名 | 高さ | 奥行 | 幅 |
超熟 | 130mm | 120mm | 120mm |
のがみ | 105mm | 235mm | 110mm |
にしかわ | 95mm | 98mm | 95mm |
八天堂 | 90mm | 94mm | 90mm |
上記は市販の食パン1斤の一般的な大きさ・サイズを比較した表です。こうしてみると、メーカーによってサイズはまちまちであることがわかります。特にのがみの食パンは奥行きが長く、実際にはおおよそ2斤分となっています。
ただし、多くの食パンはそこまで大きなサイズの違いはないのが実情です。基準に沿う必要のない包装されていない食パンであっても、重さの基準値が多くの場合は守られており、サイズに関しても多少の差はあるものの似たような大きさとなっています。
食パン1斤・1本の違いは?
食パンには1斤という表現と1本という表現がありますが、この違いはなんでしょうか。この2つは大きく違っているので、パン屋で注文するときには覚えておかないと大量に購入することになったり、反対に全然足りないということにもなります。
食パンの焼き型から出した状態であれば重さに関わらず「1本」
一般的にパン屋などでは効率よく食パンを焼くため、おおよそ3斤分の食パンができる型で焼き上げています。この型から出した状態のことを重さに関わらず「1本」と呼ぶようになっています。しかし、最近パン屋によっては1斤分の食パンの型で焼き上げることもあるので、必要な食パンの量と購入したいパン屋の1本の量を確認したうえで注文するのが確実です。
食パン1斤をスライスした時の厚さは?
スーパーで購入するときや、パン屋でスライスしてもらうときは必ず厚みが統一されています。これはパン業界で統一されているからですが、この厚みはそれぞれどれくらいの厚みになるでしょうか。
①4枚切り:28mm
4枚切りは一般的に販売されている食パンの中でも最も厚みのある種類で、以下のような食べ方に向いています。
・トースト
・フレンチトースト
4枚切りはトーストにすると食べ応えがあり、焼いた後でも中の部分が柔らかいのが特徴です。サンドイッチには不向きですが、厚みがあるので半分に切ってから断面に切れ込みを入れ、具材を詰め込んで作るポケットサンドが作れるので試してみてください。