こんにゃくが腐るとどうなる?カビなど見分け方は?食中毒の危険性なども紹介!
こんにゃくが腐るとどうなるか知っていますか?食中毒の危険性はあるのでしょうか?今回は、<白い膜・斑点・カビ>などこんにゃくが腐ると見た目がどうなるのかに加え、<開封後・未開封>別にこんにゃくの賞味期限を紹介します。賞味期限切れのこんにゃくを食べるとどうなるのか、こんにゃくの日持ちする保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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こんにゃくが腐ってる…?
煮物作りやそのヘルシーさからダイエット中の食材として購入する人も多いこんにゃくが、気がつくと腐っていた経験がある人は少なくありません。しかしこんにゃくは、腐っているのか否かを判断しにくい食材でもあります。ここではこんにゃくが腐る時の特徴を交えて見分け方を紹介するとともに、状態別の賞味期限などについても説明します。
こんにゃくは腐るとどうなる?見分け方は?
未開封のこんにゃくは冷暗所での常温保存も可能で、賞味期限も長いことから購入後に使わないまま長く保存されることも珍しくありません。しかし開封してしまうと、冷蔵庫で保存していても劣化していきます。ここでは、こんにゃくが腐る時に見られる特徴を5つ紹介します。
①ぬめりが出る・ドロドロに溶けている
出典: @Audin2236
間違った方法でこんにゃくを保存すると、袋の中に入っている水とともに腐るのでぬめりが出てきます。その段階を超えたこんにゃくは内部から水分が抜け出て、ドロドロに溶けてしまうのです。特に冷蔵庫で容器に入れたまま保存していたこんにゃくは、調理前に腐る前兆がないかを確かめてから使うことをおすすめします。
②袋の中の水が濁る・袋が膨れている
未開封のこんにゃくが腐るとまず、袋の中の水が濁ってきます。これは長期保存しているうちに、こんにゃく内部から水分が抜け徐々に腐っていくからです。冷蔵庫で容器に入れて保存しているこんにゃくも、正しく保存しなければ水が濁ることがあるので必ず確認しましょう。
またこんにゃくの腐敗が進むと雑菌の繁殖によってガスが発生し、袋が膨張してきます。特にこんにゃくを常温保存していると、室温が上がり過ぎたことをきっかけに袋が膨張するほど傷む可能性があるので注意が必要です。賞味期限内でも袋が膨張しているこんにゃくは、食べてはいけません。
③表面に白い膜やカビっぽい斑点ができる
出典: @ktymorikawa
こんにゃくは腐ると、白い膜のようなものやカビのような斑点が表面にみられるようになります。膜は必ずしも白いとは限らず、触るとぬるぬるしています。その際に内部から水分が出てしまうため、こんにゃく本体が縮んだように感じることもあるようです。そうした状態のこんにゃくは間違いなく腐っているので、絶対に口にしてはいけません。
また調理済みのこんにゃくが腐った時も、表面を白い膜のようなものが覆うことがあります。膜が無くても箸で持ち上げた時にこんにゃくが糸を引いていれば、同様に腐っていると考えて間違いありません。
④悪臭がする
こんにゃくは腐ると、非常に不快な悪臭がすることで知られています。こんにゃくは腐ると強い生臭さを発するものの、袋が未開封の状態ではまだ軽減されます。特に膨張しているこんにゃくの袋を破ってしまうと、換気では簡単に消えない悪臭が部屋に残るので注意が必要です。膨張したこんにゃくの袋の取り扱いには、注意しましょう。
⑤酸っぱい味がする
こんにゃくは調理して常備菜として冷蔵庫で保存する家庭も多いですが、食べた時に酸味を感じたら腐っている可能性が高いです。調理後のこんにゃくを常温で置いておく時間が長ければ長いほど、傷みやすくなってしまいます。いつもとは違う酸味を感じたら、こんにゃくが腐っていると判断して処分しましょう。