炊き込みご飯が失敗…。芯が残る・べちゃべちゃの原因は?復活術やリメイクレシピも紹介!

炊き込みご飯が硬い・べちゃべちゃなど失敗したことはありませんか?今回は、炊き込みご飯が失敗する原因や失敗しない作り方のコツを紹介します。炊き込みご飯が失敗した時の復活方法や〈雑炊・リゾット〉へのリメイクレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 炊き込みご飯で失敗した…
  2. 炊き込みご飯で失敗する原因と対処法は?【場合別】
  3. ①米の芯が残る・硬い場合
  4. ②べちゃべちゃしている場合
  5. ③味・食感にムラがある場合
  6. 炊き込みご飯の失敗しない作り方のコツ
  7. ①調味料を入れる前に米に吸水させる
  8. ②具材に味を染み込ませる
  9. ②正確に調味料や水分量を計量する
  10. ④炊飯器の容量の8割までにする
  11. 芯が残った炊き込みご飯を復活させる方法は?
  12. ①電子レンジでチンする
  13. ②日本酒・水を足して炊き直す・再炊飯
  14. 炊き込みご飯がべちゃべちゃ・ムラあり時のリメイクレシピ
  15. ①トマトリゾット
  16. ②雑炊
  17. ③ドリア
  18. 炊き込みご飯が失敗しても大丈夫!

炊き込みご飯で失敗した…

季節の旬も楽しめる炊き込みご飯は、人気の和食料理です。だしの風味や素材の味わいが染み込んだご飯は格別ですが、失敗すると主食がなくなるので落ち込んでしまう人も多いでしょう。ここでは、炊き込みご飯を失敗しないコツや、失敗したときのリメイク料理を紹介します。

Twitterの口コミ

盛大に炊き込みご飯を失敗…
へこむわああ

こんな日もあるね。流石にやり直しかなあ😭あー。

炊き込みご飯で失敗する原因と対処法は?【場合別】

炊き込みご飯は多くの場合、炊飯器で作るので失敗が少ない料理のイメージがあります。しかし、炊き込みご飯の失敗例は多く、いろいろな原因が考えられます。ここでは、炊き込みご飯を失敗するときの、原因別の対処法を紹介します。

①米の芯が残る・硬い場合

炊きあがった炊き込みご飯に米の芯が残る場合や、米が硬くてパサついている場合は、給水時間が足りなかったことが主な原因です。お米を洗った後は充分に給水させてから炊くと芯が残りません。また、お米に具材を混ぜて炊くと加熱ムラができ、芯が残ってしまう場合もあるので注意しましょう。

②べちゃべちゃしている場合

出来あがった炊き込みご飯がベチャベチャしているときは、炊く前に計量した水分量が多すぎるか、水分を多く含む具材を使ったことで水分の総量が多くなったと考えられます。炊き込みご飯の味付けに使う醤油やみりんなどの調味料の分は、水分の一部として計量しましょう。

また、大根やきのこなど水分の多い具材を加えるとベチャベチャした炊き込みご飯になりやすいので、具材の種類や量も考慮して水分量を調整してください。

③味・食感にムラがある場合

炊き込みご飯に味や食感にムラがあるときに考えられる原因は、主に2つあります。1つ目は具材を米に混ぜて炊いた場合にムラのある仕上がりになりやすく、具材を米の上にのせることで失敗を防ぐことができます。2つ目の原因として、調味料で味付けしてから炊くまでの時間が空いてしまうことです。

調味料を加えてから時間を置くと調味料が下に沈んでしまい、均等な味付けができません。下の方のお米が濃い味になりやすく、味にムラができるので、味付けしたらすぐに炊くようにしましょう。

炊き込みご飯の失敗しない作り方のコツ

炊き込みご飯を失敗する原因や、対処法はわかりましたが、より具体的な失敗しない作り方を紹介します。失敗しない作り方を参考にして、美味しい炊き込みご飯を作ってみてください。

①調味料を入れる前に米に吸水させる

炊き込みご飯を美味しく炊くためには、給水時間をしっかりとることが重要です。さらに、米の中心までしっかり水分を含ませるために、調味料を入れる前に給水させることがポイントです。調味料で味付けした液体に米をつけると、調味液のほうが米よりも塩分濃度が濃くなります。そのため浸透圧が働き、米の内部の水分が外に抜ける現象が起きます。

時間をかけて給水しても、米から水分が抜けるため炊きあがったときに硬くパサついた仕上がりになるので、給水するときは真水につけるようにしましょう。給水時間の目安は、夏場は30分、冬場は1時間です。給水してからざるにあげ、再度調味料で味付けした水で炊き上げましょう。

②具材に味を染み込ませる

炊き込みご飯の具材や味付けの違いによって同じように炊飯しても水っぽくなる、芯が残るといったことがあるかもしれません。適正な水加減を保つのが難しい場合は、予め具材に調味料で味付けしたものを炊き込んだり、炊飯後に混ぜ合わせたりすると失敗が少なくなります。特に、油分の多い具材やごま油などの調味料を使う炊き込みご飯の場合は、注意が必要です。

炊飯器の多くは温度を感知するセンサーがついていて、炊飯加熱温度を調節していますが、油分が多い具材を使うと、加熱中に温度が高くなりすぎ、加熱時間が狂うことがあります。具材の水分量や調味料の油分にも配慮して、作り方を工夫すると美味しく炊けるでしょう。

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