炊き込みご飯が失敗…。芯が残る・べちゃべちゃの原因は？復活術やリメイクレシピも紹介！

前述した通り、炊き込みご飯を失敗させないためには、水加減が重要なポイントになります。醤油やみりんなどの調味料は水分にあたるので、まず調味料を入れてから水を加え炊飯器の水加減に合わせて炊いてください。また、調味料の分量が間違っていると、米の硬さがちょうどよくても、味が濃すぎたり薄くなったりするので正確に測ることが大切です。

炊き込みご飯を炊くときは炊飯器の容量を満杯にせず、8割までに抑えるほうが失敗がありません。5合炊きの炊飯器であれば、3.5～4合までの炊き込みご飯を炊くようにしましょう。

米だけでなく具材も一緒に炊くので、満杯の状態で炊飯すると、水分が吹きこぼれるなどの失敗につながります。炊飯器の炊き込みご飯モードを利用すると、手軽に上手に炊くことができるでしょう。

炊き込みご飯の失敗で、米に芯が残ると、もう食べられないのでしょうか。ここでは、芯が残った炊き込みご飯を復活させる方法を紹介します。

米の芯が残る場合は、水分が足りていなかったと考えられるので、再度水分を足して加熱することでふっくらした米に復活します。少量の芯が残った炊き込みご飯を耐熱皿にとりわけ、水分を大さじ1～2を目安に振りかけてからラップをしてレンジで加熱します。一度全体を混ぜたら、再度1～2分程度レンジで加熱すれば完成です。

具体的な加熱時間や加える水分は、芯が残る米の硬さによるので、味見をしながら調節してください。

芯が残った大量の炊き込みご飯を、まとめて復活させたいときは再炊飯がおすすめです。時間がかかりますが、大量の炊き込みご飯でも一度に調理ができます。水を加えて全体をよく混ぜ、再度炊飯器で炊飯する方法ですが、加える水分量が難しいので注意しましょう。米の固さや芯の残り加減によりますが、1合の米に対して50ccの水分を加えるのが目安です。

炊き込みご飯の芯が残るときはレンジや炊飯器で再加熱することで復活できます。しかし、ベチャベチャしたときやムラがあるときはどのように復活させればよいでしょうか。ここでは、炊き込みご飯がベチャベチャしたときやムラがあるときのリメイク方法を紹介します。

ベチャベチャした炊き込みご飯は、米を柔らかくして食べる料理にリメイクするのがおすすめです。トマトリゾットは和風だしにもよく合うのでリメイク料理に最適です。野菜を炒めてトマトジュースで味付けしたら、失敗した炊き込みご飯を加えて煮込み仕上げます。