炊き込みご飯の最適な水加減とは?具沢山でも失敗しないコツを紹介!
炊き込みご飯が美味しくできる水加減の量を知っていますか?今回は、炊き込みご飯の〈白米・もち米・無洗米〉別の正しい水加減と、具沢山でも失敗しないコツなど紹介します。炊き込みご飯の水分量で失敗した場合の原因・対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 炊き込みご飯が美味しく仕上がる水加減って…?
- 炊き込みご飯の正しい水加減
- 「通常の炊飯の水分量」と「水と調味料の合計量」を同じにするのがポイント
- もち米と白米を混ぜて炊く場合の水分量
- 無洗米の場合は水分量を少し多めにする
- 炊き込みご飯で失敗しないコツは?具沢山でも上手に炊く方法!
- ①具材とご飯合わせて炊飯器の6割程度の量に抑える
- ②水分量の多い具材を沢山使う場合は水分量を少し減らす
- ③お米を十分に浸水させる
- ④調味料は最初に、具材は最後に入れる
- ⑤火の通りにくい具材は小さくカットする
- ⑥材料・調味料を入れたらすぐに炊く
- ⑦炊き込みご飯を長時間保温・放置しない
- 炊き込みご飯が水加減で失敗した時の原因・対処法
- ①ボソボソしている場合
- ②水っぽい・ベチャッとしてる場合
- ③味が濃すぎる場合
- 炊き込みご飯の絶品レシピ
- ①鶏肉と根菜の炊き込みご飯
- ②中華おこわ
- ③タコとしょうがの炊き込みご飯
- 炊き込みご飯を美味しく仕上げよう
炊き込みご飯が美味しく仕上がる水加減って…?
いろいろな具材の入った炊き込みご飯は栄養が豊富な人気の一品ですが、お米が硬かったり水分が多すぎたりと失敗しがちなメニューでもあります。そんな炊き込みご飯を美味しく仕上げる成功の鍵は、水加減にあると言っても過言ではありません。そこで今回は、炊き込みご飯が美味しく作れる水加減について詳しく説明します。
炊き込みご飯の正しい水加減
炊き込みご飯の水加減は、普通にお米を炊く時とどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、炊き込みご飯の正しい水加減を詳しく解説します。
「通常の炊飯の水分量」と「水と調味料の合計量」を同じにするのがポイント
炊き込みご飯を炊く場合、水分と調味料を合わせた量を通常の炊飯時の水分量と同量にすることが、上手な水加減のポイントです。よくある失敗例としては、通常の水加減をした後に調味料が加えてしまい、べちゃっとした炊き上がりになることが挙げられます。この水加減がわかっていれば、どのような具材を使った炊き込みご飯でも美味しく炊くことができます。
もち米と白米を混ぜて炊く場合の水分量
もち米・白米を炊く時に対する、それぞれに適した水分量は以下の通りです。
・もち米1合:水99㏄
・白米1合:水198㏄
もち米は水分量が多いとべちゃっとしやすいので、白米を炊飯する通常の水加減の半分以下にすることがもっちりとした食感に炊き上げるポイントです。おこわを炊く時は炊飯器についている線に水分を合わせるのではなく、上記の通り計量することをおすすめします。もち米に白米を混ぜ合わせて炊く際には、加えた量に合わせて水分量の計算を行ってください。
無洗米の場合は水分量を少し多めにする
炊き込みご飯を無洗米で作る場合は固い食感になりやすいので、水分量を少し多めにしましょう。それは、無洗米は精米の際に米ぬかが取り除かれているため、普通の白米に比べて小粒で1カップ当たりの重量が重くなるからです。また、無洗米の場合は少々水加減を多くしておくとぱさつきにくいので、冷めても美味しく食べられます。
炊き込みご飯で失敗しないコツは?具沢山でも上手に炊く方法!
具材をたっぷり加えた炊き込みご飯は、あらゆる世代から人気の高い一品です。ここでは、具材が多い炊き込みご飯でも失敗なく炊くコツを紹介するので、参考にして作ってみてください。
①具材とご飯合わせて炊飯器の6割程度の量に抑える
炊き込みご飯は具材とお米を合わせて炊飯器の最大容量の6割程度が推奨されているので、5合炊きのものを使う場合は3合程度に抑えましょう。炊飯器の6割以上を超えて炊き込みご飯を作ると、加熱が十分にいき渡らずお米に芯が残る原因になります。また、炊飯器の炊き込みご飯モードを使うと、じっくりと加熱されて美味しく炊き上がるので活用してください。
②水分量の多い具材を沢山使う場合は水分量を少し減らす
下記のような水分量の多い具材を沢山使う場合は、炊き込みご飯の水加減を少し減らしましょう。
・きのこ
・大根
・トマト
きのこは炊き込みご飯によく用いられる食材ですが、90%以上もの水分を含んでいます。日本では昔から食べられている大根めしなどを作る際も、ご飯が柔らかくなりやすいので水分量には注意が必要です。洋風炊き込みご飯で人気の具材のトマトも、べちゃっとした食感にならないように炊飯器のメモリよりも少なめに水や調味料を加えてください。