キウイが腐るとどうなる?味・見た目での判断基準は?食べた時の対処法や保存法など紹介!
キウイが腐るとどうなるか知っていますか?日持ち期間の目安を過ぎていると腐っている可能性が高いです。今回は、〈味・見た目・臭い〉などから、キウイが腐る時の判断方法を、腐ったキウイを食べたらどうなるかと合わせて紹介します。完熟キウイの腐りにくい保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
キウイが腐るときに見られる特徴はわかりましたが、買ってきたキウイが腐っていないか心配なケースもあります。ここでは、キウイが腐っていないか心配な場合にどうしたら良いのか紹介します。
①買ったばかりのキウイの中が赤い
キウイは腐ると中心が赤茶色く変色しますが、買ってきたばかりのキウイの中が赤いことがあります。中心が赤いので腐っていると誤解される特徴ですが、キウイの中には果肉の中心部分が赤くなるレインボーレッドという品種があります。レインボーレッドは、切ってみると中心に種の近くが赤くなっていますが、アルコール臭が苦みもなく、触っても崩れません。
買ってきたばかりのキウイの中身が赤い場合は、それ以外の腐るキウイに見られる特徴も比較して、観察してください。ほかの腐った場合の特徴がないときは、レインボーレッドという品種の可能性が高いです。
②キウイの中が白い
キウイの果肉は鮮やかな緑色や黄緑色をイメージしますが、切ってみると真ん中が白い場合があります。キウイは中心部分が白く、熟してくると次第に色が変わります。そのため、熟しきっていないキウイを切ると、真ん中付近が白くなっていることが多いです。腐っているわけではありませんが、未熟なので甘みが少なくまだ美味しくなっていません。
腐っていないので食べられますが、切ってしまうと賞味期限も短く、日持ちしないので加工して食べるようにしましょう。特に未熟なまま冷蔵庫で保存すると、追熟しにくく、中が白いままになってしまうことが多いです。
腐ったキウイを食べたらどうなる?対処法は?
キウイが腐っていることに気づかずに食べてしまったときは、どうすればよいでしょうか。ここでは、腐ったキウイを食べてしまったときの対処法を紹介します。
少量であれば食中毒になる可能性は低い
腐ったキウイは少量であれば、食べてもそれほど問題はありません。口に入れて苦味を感じてすぐに出すなどの対処をして、少し食べてしまった場合は、体調を崩すことも少ないです。しかし、食べてしまった量やそのときの体調次第で食中毒の症状が出る場合もあります。
腹痛のほか、吐き気や嘔吐、下痢や頭痛などに見舞われる場合もあるので、体調に異変を感じたらすぐに体を休めましょう。症状がひどいときは病院に行き、医師の診断を仰ぐ必要があります。
完熟キウイの腐りにくい保存方法は?
腐ったキウイの特徴や、食べてしまったときの対処法を紹介してきましたが、キウイが腐らないように保存するにはどうすればよいでしょうか。キウイは完熟した後は常温保存より、冷蔵庫での保存がおすすめです。ここでは、キウイの日持ちが長くなる保存方法を紹介します。
①完熟キウイを冷蔵庫で保存する場合
完熟したキウイを冷蔵庫で保存するときのポイントは、以下の通りです。
・丸ごと保存する場合 新聞紙で包む
・カットしている場合 ラップに包み、保存容器で保存する
完熟したキウイは日持ちが短いので、常温ではなく冷蔵庫での保存が向いています。しかし、冷蔵庫の中は湿度が低く乾燥しやすいので、そのまま保存するとキウイが傷みます。丸ごと保存するときはキウイが乾燥しないように、新聞紙で包んでから野菜室で保存すると、日持ちも長くできます。
カットしたキウイは賞味期限が短く、1~2日で食べきる必要があるため注意が必要です。ラップをして保存容器で冷蔵庫で保存し、早めに食べきりましょう。
②完熟キウイを冷凍保存する場合
完熟したキウイを冷凍保存するときの方法は、以下の通りです。
・丸ごと保存する 皮を剥いて半分に切り、ラップに包んで保存する
・カットする場合 食べやすいサイズにカットして、保存袋に入れて保存する
冷凍したキウイは完全に解凍するより半解凍の状態でシャーベットにしたり、サラダのトッピングにしたりして食べるのがおすすめです。そのため、冷凍保存するときはすぐに使える状態にしておきましょう。丸ごと保存するときも皮は剥いて、半解凍後にカットしやすいよう半分サイズに切ってからラップに包むと使うときに便利です。
最初からカットして冷凍するときは、食べやすいサイズに切り、使う分だけラップに包んで保存袋に入れると取り出しやすくなります。冷凍保存したキウイは1か月程度日持ちするので、長く楽しみたい人は冷凍保存しましょう。
(*キウイの保存方法について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)