キウイが腐るとどうなる?味・見た目での判断基準は?食べた時の対処法や保存法など紹介!
キウイが腐るとどうなるか知っていますか?日持ち期間の目安を過ぎていると腐っている可能性が高いです。今回は、〈味・見た目・臭い〉などから、キウイが腐る時の判断方法を、腐ったキウイを食べたらどうなるかと合わせて紹介します。完熟キウイの腐りにくい保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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キウイが腐ったかも…?
キウイは栄養価も高く、美容や健康に良いと人気の果物ですが、買ったキウイに異変を感じて腐ったのではないかと心配した経験もあるかも知れません。ここではキウイが腐るとどうなるのかや、賞味期限や保存方法などを紹介します。
まずキウイの賞味期限・日持ち期間を知っておこう
キウイの状態 | 保存法 | 賞味期限 |
キウイ(未熟) | 常温 | 3~5日 |
キウイ(完熟) | 冷蔵 | 1週間 |
キウイ(完熟) | 冷凍 | 1か月 |
キウイのように果物には賞味期限が記載されていない場合が多く、自分で腐ったかどうか判断する必要があります。腐っているか見分けるポイントはいくつかありますが、まずはキウイの賞味期限の目安を知っておくと便利です。常温保存や冷蔵保存など、保存方法によって賞味期限も変わるのでそれぞれの場合別に、キウイがどのくらい持つか表で確認してみましょう。
完熟していないキウイを常温保存で追熟させるときは、およそ3~5日が賞味期限の目安です。完熟したキウイは傷みやすいので冷蔵庫または冷凍庫で保存しましょう。冷蔵庫では約1週間程度日持ちしますが、冷凍保存すると賞味期限も長くなり、1か月ほど賞味期限が長くなります。
常温で追熟させるときは、キウイの状態により賞味期限が長くなることもありますが、上記の期間を大幅に過ぎてしまったキウイは腐っている可能性が高いため、注意しましょう。
(*キウイの賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キウイが腐るとどうなる?判断基準は?赤いのは危険?
キウイの状態に気付かずに、腐ったキウイを食べてしまわないように、キウイが腐るとどうなるかを紹介します。キウイの味や見た目、匂いなどの特徴を確認すれば、キウイが腐っているかどうか判断できます。キウイに見られる代表的な特徴を、判断基準の参考にしてください。
①味
キウイが腐るときに見られる味の特徴は、以下の通りです。
・不自然に酸っぱい味がする
・強い苦みがある
・舌にピリピリした刺激がある
キウイは完熟すると酸味がなくなり、甘みが強くなります。しかし、腐ったキウイは甘みが抜けて不自然に酸っぱい味に変わります。祷文追熟させたキウイに酸味があったときは腐っている可能性があるので注意が必要です。さらに、腐ったキウイが苦くなるところも特徴で、えぐみや渋みを感じた場合も腐っている場合が多いです。
そのほかに、食べたときに舌がピリピリと刺激されるような味わいを感じたときも腐っている可能性が高いので、食べずに処分しましょう。
②見た目・色・感触
腐ったキウイに見られる見た目や感触などの特徴は、以下の通りです。
・表面にカビが生えている
・表面から水が出ている
・形が崩れていて触るとつぶれる
・ぐにゃぐにゃと柔らかい感触がある
・しわがあり小さくしぼんでいる
・切ったら中心が赤茶色い
キウイが腐るとハリのある表面にしわができ、しぼんでしまいます。ほかにも表面にカビが生えたり、中が崩れて水が出てしまっているときも腐っているので食べられません。触るとぶよぶよと柔らかく、形も崩れていたり、触るとつぶれてしまうことも多いです。熟したおいしいキウイは表面もハリがあり、触ってもつぶれずにしっかりしています。
柔らかさも、少し弾力を感じる程度なので、それ以上不自然につぶれるほど柔らかいときは腐っていると判断できます。また、傷み始めのキウイは切ったときに中心部分が赤茶色く変色しています。みずみずしい緑色ではないときも腐りかけていることが多いので、よく確認してから食べましょう。
③臭い
腐ったキウイに見られる匂いの特徴は、以下の通りです。
・アルコールのような発酵臭がする
・酸っぱい匂いがする
キウイが腐ると、酸っぱい匂いやアルコールに似た匂いが発生します。これはキウイの中身で糖が酵母によってアルコール分解されるためで、食べごろが過ぎていることがわかります。完熟したキウイとは違う、違和感のある酸味や発酵臭を感じたら食べずに処分するほうが無難です。