ダツの美味しい食べ方は?味わいなど特徴やサヨリとの違いなども紹介!
ダツとはどんな魚か知っていますか?サヨリとの違いはあるのでしょうか?今回は、ダツの〈味わい・旬の時期・産地〉など特徴や、捌き方を生刺身で食べる際の寄生虫の注意点とともに紹介します。ダツの美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ダツの捌き方は以下の通りです。
1.頭を取る
2.鱗を取って腹を割き内臓を取る
3.水を流しながら内臓部分を洗い流していく
4.水分を拭き取る
5.背の部分から包丁を入れていき3枚におろす
6.皮を引く
ダツのとがった顎や鋭い歯は危険なため、捌くときにはすぐに頭を取りましょう。ダツは身が薄く失敗すると食べられる部分が少なくなるので、3枚におろすときには慎重に行ってください。最後の皮を引く工程は、食べ方によっては省略しても問題ありません。
ダツの美味しい食べ方は?生刺身は要注意?
釣り人から嫌われることもあるダツですが、食べ方によっては美味しくいただけるのでしょうか。ここでは、ダツのおすすめの食べ方を紹介していくので参考にしてください。
ダツにおすすめな料理・調理法
ダツにおすすめの食べ方は以下のようになります。
・刺身
・天ぷら
・ムニエル
・フライ
・すり身
ダツはシンプルな塩焼きでも食べられますが、そのまま焼くと小骨が多く口当たりが悪いため3枚におろしましょう。淡白な身は天ぷらやムニエルなどの油を使った調理と合うので、ぜひ試してみてください。また、ダツをすり身して汁物に入れると、よい出汁が出て美味しく食べられます。
ダツを生刺身で食べる際はアニサキスなど寄生虫に注意
ダツに限らず、小魚や小さなエビを主にえさとして食べている魚にはアニサキスなどの寄生虫が潜んでいることもあり、捌いて刺身で食べる場合は以下の点に注意が必要です。
・身の変色した部分がないか確認する
・加熱して食べる
・冷凍する
アニサキスが寄生しているダツは身が丸い形に変色していたり、魚の体を食い破って顔を出していたりするのででよく確認してから調理しましょう。アニサキスが寄生したダツを食べると腹痛や嘔吐などの症状が出ることがあるため、刺身で食べるのは危険です。
身に寄生したアニサキスは魚が死亡すると内臓部分に移動するため、新鮮なうちに取り除くことをおすすめします。また、アニサキスは冷凍すると死滅するので、心配な場合は一度凍らせると食中毒を予防できます。気づかずに食べて症状が出た場合には、すぐに病院に行って受診してください。
(*アニサキスの対処法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ダツの人気な料理レシピのおすすめ
ここではダツを使った、美味しいおすすめのレシピを紹介していきます。ダツはヨーロッパや東南アジアでは、さまざまな食べ方で親しまれているのでぜひ作ってみてください。
①刺身
釣り上げたばかりのダツが手に入ったら、刺身はおすすめの食べ方です。ダツは時間が経過すると身に締まりがなくなってくるため、できるだけ早く捌きましょう。
②唐揚げ
ダツの淡白な身は唐揚げなどの食べ方に良く合い、刺身とは違った食感が楽しめます。3枚におろして小骨をできるだけ取ることで、子供でも安心して食べられます。