ダツの美味しい食べ方は?味わいなど特徴やサヨリとの違いなども紹介!
ダツとはどんな魚か知っていますか?サヨリとの違いはあるのでしょうか?今回は、ダツの〈味わい・旬の時期・産地〉など特徴や、捌き方を生刺身で食べる際の寄生虫の注意点とともに紹介します。ダツの美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ダツはどんな魚?サヨリとの違いは?
ダツは釣りをしている人でなければ、あまり聞きなれない魚かもしれません。サヨリに似ているとも言われていますが、まずはダツの見た目や生態とサヨリとの違いを見てみましょう。
ダツの見た目・生態の特徴
ダツは鋭く伸びた大きなあごがついていて、体長は約1mと細長い体を持つ魚です。ダツの骨は青緑色をしているのも特徴で、毒や腐っているわけではなく胆汁色素であるビリベルジンが含まれているためです。また、同じダツ目であるサンマも新鮮であれば骨が青く見えることがあります。
ギザギザの歯がついており釣り糸を切ることから、釣り人や漁師に嫌遠されることもあるようです。ダツは猛スピードで海の表層を泳ぎ回り小魚を食べていますが、ライトの光をえさと勘違いし突進してくることもあるのでダイビングなどを行う際には注意しましょう。
ダツの味わいは?まずい?
ダツの味わいは賛否両論ではありますが、美味しいと言われることが多い魚です。食べ方によっては小骨が多いため苦手と感じる人もいるようですが、臭みがなく淡白な味わいで良い出汁も取れます。後ほど美味しい食べ方を紹介していくので参考にしてください。
Twitterの口コミ
前回のツイートで、ダツはどんな味かというコメントが多かったので🙂
臭みが一切なく、淡白であっさりした味わいです!
歯応えがしっかりしていて、ねっとりとした舌触りがくせになります😁
あと!!!
骨が緑です😳💚ビックリ
ダツとサヨリの違い・見分け方
ダツとサヨリの違いは以下の通りです。
【ダツ】
・1m程度になることもあり大きい
・歯がたくさんついている
・上下の顎が出ている
・単独行動で泳ぐ
・夜行性
【サヨリ】
・大きくても40cm程度
・歯がついていない
・下顎だけが出ている
・群れで泳ぐ
・昼行性
ダツもサヨリも同じダツ目の魚で似たような見た目をしていますが、見分けるポイントは上記を参考にしてください。ダツはサメと同じくらい危険と言われることもありますが、サヨリに凶暴性はなく美味しく食べられる高級魚です。
群れで泳ぐサヨリに対してダツは単独で行動する特徴もあるので、ダイビングを行う時にも見分けやすいでしょう。大きさ以外にも顎の出方や歯の違いがあるため、釣れた場合は口元を見ると簡単にわかります。
ダツの旬の時期・産地は?
ダツは日本人にとって馴染みが薄く、旬の時期や産地はあまり知られていません。ここでは、ダツの旬の時期や産地を紹介するので、食べてみたい人は参考にしてください。
ダツの旬の時期
ダツは年間を通して獲れますが、冬から夏にかけて脂が乗り美味しくなる魚です。ダツは小骨が多く一般的に食用には向かないとされているので、旬の時期でもお店で販売されることはほとんどありません。このため、ダツを食べてみたい場合は自分で釣り上げることをおすすめします。
ダツの産地
ダツは沖縄や小笠原諸島周辺を除いて、北海道から九州まで日本の海の周辺に広く分布しています。ダツは日本中で獲れる魚ではありますが、名産品として扱う地域はありません。ダツは釣り人のターゲットにされることが少なく、たまたま釣り針や網にかかったものはリリースされることも多いといいます。