パイナップルの旬の時期・季節はいつ?沖縄・フィリピン・台湾など別に紹介!
【奄美フルーツファーム監修】パイナップルの旬の時期・季節を知っていますか?今回は、<フィリピン・台湾・沖縄・石垣島>別のパイナップルの旬の時期・季節に加え、選び方のコツを4つ紹介します。旬のパイナップルを美味しく食べるための切り方やレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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パイナップルの旬の時期・季節はいつ?
パイナップルは輸入品や缶詰品が主流のため一年を通して食べられるイメージが強いですが、旬はいつなのでしょうか。ここではパイナップルの旬の時期や季節について産地別に解説します。今回はパイナップルの選び方や切り方、美味しく食べるレシピなども紹介します。
沖縄・石垣島など国産のパイナップル:4月〜8月
輸入のイメージが強いパイナップルですが、実は国内では沖縄や石垣島でも栽培されています。この地域で主に栽培されている品種はソフトタッチと呼ばれるもので、収穫時期は石垣島では4月中旬~6月中旬まで、沖縄では6月中旬~7月末頃と短く、旬は4〜8月です。
ソフトタッチは通称ピーチパインという名前で親しまれており、桃のような芳香を持つことが特徴です。柔らかく瑞々しい果肉が特徴で、実が白いことからミルクパインとも呼ばれています。旬が短く生産量が少ないため、旬の時期でも価格は1玉1000円前後と比較的高価です。
木村嘉
奄美フルーツファーム
ふるさと納税や産直ECサイト等でも人気商品となっています。完熟まで樹上で育てた国産パイナップルは、味はもちろんのこと、その香りが素晴らしく、うっとりする程ですよ!
台湾産のパイナップル:5月〜6月
日本で主に食べられている台湾産のパイナップルは、スナックパインとして親しまれているボゴールと台湾17号の2種類です。ボゴールは手で千切って食べられる品種で、旬は5〜6月にピークを迎えます。この品種は沖縄や石垣島でも栽培されていますが、収穫時期は石垣島で4〜6月の中旬、沖縄で6〜7月中旬までと短めです。
台湾17号は甘味が強く、芯まで柔らかいことが特徴の品種です。パイナップルの輸入は、一般的に未熟な状態で収穫されることが多いですが、台湾17号はある程度熟してから輸送されるため、入荷のピークが5〜6月の間と短くなります。
旬の季節の価格はスナックパインは1玉500円前後、台湾17号は1玉800円前後で購入できます。いずれの品種も旬の時期は短いため、店頭で見かけたら是非手に取ってみてください。
フィリピンなど海外産のパイナップル:1年中
パイナップルの生産量が多い国としてフィリピン、コスタリカ、インドネシアなどの亜熱帯地域が挙げられます。これらの地域では、一年を通して気温の変化が少なく、安定した栽培ができることから1年中パイナップルの収穫が可能です。
日本で最も多く流通しているパイナップルはフィリピン産のスイーティオという品種です。日本人の味覚に合った風味や甘味を持つことが特徴で、1年中収穫できることから、価格は年間通して1玉400円前後と安定しています。
(*パイナップルの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
美味しいパイナップルの選び方のコツは?
スーパーでパイナップルを買った際、想像よりも酸味が強かったという経験を持つ人は少なくありません。たくさん並ぶパイナップルの中から、美味しい果実を選ぶためにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは甘くて美味しいパイナップルを選ぶために重要なポイントを、5つ紹介します。
①表面にある溝が深い
パイナップルの表面といえば網目状に入った溝が特徴ですが、甘くて水分量の多いパイナップルは表面の溝が深い傾向があります。店頭に並んだパイナップルを選ぶ際はよく見比べて、できるだけ溝が深いものを探しましょう。
②葉が緑色で新鮮
葉の緑色が濃くてハリとツヤがあるものは、ジューシーで甘いパイナップルである証拠です。同じように見えるパイナップルの葉ですが、よく見ると色の濃淡には違いがあったり、枯れたものがあったりと、その状態には違いがあります。葉っぱは太陽の光を多く浴びるほど色が濃く成長するため、葉が綺麗なものは良い環境で栽培されたという1つの指標になります。