ねこまんまとは?名前の意味・由来は?地域別の違いや作り方・アレンジも紹介!
「ねこまんま」とはどんなご飯か知っていますか?今回は、ねこまんまの名前の意味や由来・語源、関西・関東での地域別の違いに加え、マナー的に大丈夫なのかも紹介します。ねこまんまの作り方・レシピやアレンジ方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ねこまんまとは?
「ねこまんま」とはご飯の上に鰹節や味噌汁を乗せた手軽な時短料理で、日本人なら知らない人がいないほどの定番の家庭料理です。今では定番の鰹節や味噌汁に加え様々なトッピングを紹介した専門書や、ねこまんま専門店まであるほど大人から子供まで幅広い年代に愛されています。
ねこまんまの名前の意味や由来・語源
ねこまんまの定義を辞書で調べると、以下のように書かれています。
猫に与える餌。また、米飯に鰹節(かつおぶし)と醤油、または味噌汁などをかけた人の食事。ねこめし。
歴史としては戦国時代に北条氏政が食べていたというエピソードがあり、汁かけ飯はかなり古くから食べられていました。キャットフードのない時代は、ご飯に鰹節や味噌汁をかけた物を猫に餌として与えていました。そこから鰹節や味噌汁をご飯にかけた料理を「ねこまんま(猫飯)」と呼ぶようになったとしています。
しかし実際には、猫は肉食なのでご飯が主原料のねこまんまは「猫の餌」としては良いとは言えません。また味噌汁に含まれる塩分が猫の腎臓に負担をかける恐れがあるので、ねこまんまを猫に与えないようにしましょう。
ねこまんまはうまい?
ねこまんまはとても簡単な料理ですが、幅広い世代から愛されている人気メニューです。誰でも簡単に作る事ができ、シンプルでアレンジもしやすい事から根強いファンが多くいます。
Twitterの口コミ
ひさしぶりに炊き立てのごはんたべた😭 鰹節と卵のねこまんま😭 うますぎ😭😭
Twitterの口コミ
味噌汁に白ごはん入れてねこまんま、、、うますぎやろ!
ねこまんまは地域で違う?
「ねこまんま」と聞いて思い浮かべるのは「鰹節とご飯」でしょうか、それとも「味噌汁とご飯」でしょうか。当たり前のように自分が思い浮かべるねこまんまが、違う地域ではまったく別の物ということがあります。
関西のねこまんまは「ご飯+味噌汁」
関西では、ねこまんまとは「ご飯に味噌汁をかけた料理」を指します。「味噌汁ご飯」や「ぶっかけ飯」と言われることもあり、汁気があり柔らかくなったご飯が食べやすいと好まれています。電子レンジがない時代に冷やご飯を温めて食べる手段として、暖かい汁物を冷やご飯にかけ温め柔らかくしていました。
関東のねこまんまは「ご飯+鰹節+醤油」
一方、関東東北方面でねこまんまといえば「鰹節を米飯にかけた物」を指します。「鰹節ご飯」とも呼ばれ、地域によってバターを乗せたり卵をかけたり、様々なオリジナルレシピがあります。