カレーの葉っぱの正体は?ローリエ?入れる意味や食べるのかも紹介!
カレーに入っている葉っぱの正体を知っていますか?ローリエというハーブの1種です。今回は、カレーの葉っぱ「ローリエ」を入れる意味・効果や、食べるのかにくわえ、〈タイミング・量〉など入れ方を紹介します。おすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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カレーに入ってる葉っぱって?
スパイスが利いた本格的なカレーを食べに行くと、謎の葉っぱが入っていることがありますが、その正体は何なのでしょうか?今回はその葉っぱの正体や特徴、使用法や健康効果などの役割について詳しく解説していきます。
カレーの葉っぱの名前は「ローリエ(ローレル)」
カレーの中に入っている葉っぱの名前はローリエもしくはローレルと言います。別名では月桂樹やベイリーフとも呼ばれ、クスノキ科の樹木の葉を乾燥させた物を指します。すがすがしい香りが特徴で、世界中の料理に使われているハーブの一種です。
ローリエ以外にも、カレーリーフというカレーの香りがする葉もカレーには使われます。カレーリーフはミカン科のナンヨウサンショウと呼ばれる葉で、油で炒めるとカレーだけでなく炒った胡麻のような香ばしい香りが漂うハーブです。
カレーの葉っぱの役割・効果
カレーに使われる葉っぱであるローリエは、料理の風味や香り付けには欠かせない調味料で、それ以外にも様々な健康効果が期待できる植物です。ここでは、ローリエの料理における役割や効果について紹介します。
①肉の臭み取り・料理の香り付けの役割
ローリエには肉の臭み取り・料理の香り付けの役割があります。ローリエの香りは、精油にも使われているシネオール、リナロール、オイゲノールという香り成分で構成されており、これらが臭み取りや香り付けに効果を発揮します。
そのためローリエは肉や魚料理には欠かせず、ブーケガルニやガラムマサラなど混合香辛料の材料としても有名です。この臭み消しやの香り付けの効果を得るために、カレーやポトフ、ロールキャベツには必ずといって良いほどローリエの葉が使われています。
②食欲増進など健康効果
ローリエには以下のような健康効果があるのも特徴です。
・胃腸の調子を整え、消化・食欲を増進する
・炎症を抑える
・血行促進
ローリエに含まれる成分は唾液の分泌を増大させて消化を助けるため、スープやソースに古くから使用されてきました。また弱った胃腸や肝臓、腎臓など臓器への血行を助けるほか、炎症を抑える鎮痛作用もあります。さらにリウマチや神経痛、貧血や冷え性、体内の毒素を排出するデトックス作用など、様々な健康効果が認められているのです。
(*ローリエの効果について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
カレーの葉っぱは食べる?食べない?
カレーに使われる葉っぱには、香辛料やハーブとして使用されるローリエやカレーリーフなどがあると分かりました。これらの葉っぱは、そのまま食べる事ができるのでしょうか?
カレーの葉っぱを食べてもいいが美味しくはない
カレーに使われる葉は火を入れると香りがよく出ますが、そのまま食べると消化器官に炎症を起こす恐れがあり、煮込み料理の時などは最後に取り出すのが基本です。また、葉には苦みがあるため、食べても良いですがそのまま食べても美味しいとは言えないでしょう。葉っぱも食べたい場合には乾燥させた葉や、粉状にして調味料として使用するのが一般的です。