「プルコギ」と「チャプチェ」が似てる…違いは?味わい・具材など特徴を比較して紹介!
プルコギとチャプチェの違いをどのくらい知っていますか?今回は、プルコギとチャプチェの違いを〈具材・味わい〉など特徴を比較して紹介します。プルコギビーフを使ったチャプチェレシピも紹介するので参考にするなどしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
プルコギとチャプチェが似てる…違いある?
韓国料理のプルコギとチャプチェは日本でも人気があり良く知られていますが、違いがあるのでしょうか。プルコギとチャプチェは見た目もよく似ていて、どんな違いがあるのか疑問に感じます。ここでは、プルコギとチャプチェの違いについて説明します。
プルコギとは?
プルコギはたれに漬け込んだ牛肉と野菜を鉄板で炒めた肉料理で、韓国では一般的に良く知られた料理の一つです。ここでは、プルコギの歴史や具材、味わいについて説明します。
プルコギは朝鮮発祥の肉料理
朝鮮半島では、昔から肉に味をつけて焼く調理法があり、高句麗の時代の貊炙(メッチョク)といわれる串焼きが起源と言われています。その後、朝鮮時代の宮中料理として作られた肉料理のノビアニがプルコギの原型となり、朝鮮戦争時に現在のプルコギの形へと変わっていきました。
プルコギに使う具材はたれに漬け込んだ牛肉と野菜で、味は主に醤油ベースで甘辛い味付けです。野菜は玉ねぎや人参、ネギなどを使い、すりおろしにんにくやコチュジャン、ごま油、ハチミツなどの調味料が味付けにも使われています。
チャプチェとは?
チャプチェも伝統的な韓国料理の一つですが、具体的にはどのような料理なのでしょうか。ここでは、チャプチェの歴史や味わいについて説明します。
チャプチェは朝鮮発祥の春雨料理
チャプチェは朝鮮発祥の春雨料理で、17世紀に誕生したと言われていますが、当時は野菜や山菜、キノコなどを細かく切ったものが主な具材でした。春雨が入るようになったのは20世紀になってからと言われています。
チャプチェは戻した春雨と細切りにした牛肉や人参、たけのこなどの野菜を入れ、ごま油や砂糖を加えて炒めたものです。野菜の彩りもよく、韓国では唐麺(タンミョン)と呼ばれる春雨を使って作ります。味付けは甘辛く、韓国ではお祝いや宴席などでも作られる料理です。
プルコギとチャプチェの違いは結局?
プルコギもチャプチェも昔からよく食べられている韓国料理で、どちらの味付けも良く似ていますが、大きな違いはあるのでしょうか。ここではプルコギとチャプチェの違いと共通点を説明します。
プルコギとチャプチェの違いは「メインの具材」
プルコギとチャプチェの違いは、メインに使う具材が違うことです。プルコギは牛肉がメインの料理で、チャプチェは春雨がメインになっています。チャプチェを作る時に牛肉を使うこともありますが、チャプチェはあくまでも春雨が主役の料理です。
プルコギとチャプチェの共通点は何がある?
似ているようで全く別物の料理のプルコギとチャプチェですが、共通点は味付けが似ている点です。チャプチェは春雨がメインですが、野菜や肉も入った甘辛の味なので、プルコギ用のたれでチャプチェを作ることが可能です。隠し味を加えたりする場合もありますが、プルコギのたれでどちらも作ることができます。