みかんの賞味期限はいつまで?見分け方は?日持ちする保存方法も紹介!
【観音山フルーツガーデン監修】みかんの賞味期限・日持ちはいつまでか知っていますか?今回は、みかんの賞味期限の見分け方や腐るとどうなるのかに加え、〈白い粉〉など賞味期限切れか心配な場合を紹介します。みかんが日持ちする保存方法・期間も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
みかんが日持ちする保存方法・期間は?
家庭によってみかんを保存する場所や、冷蔵庫の保存できる容量は異なりますが、上手にみかんを保存できる方法はないのでしょうか。ここでは、みかんを長く日持ちさせる保存方法を3つ紹介します。
みかんが大量にある場合は段ボールで常温保存しよう
箱買いのみかんは、段ボールに入れたまま風通しの良い場所で常温保存すると、乾燥させずに長く日持ちさせることができます。みかんを常温保存するための具体的な方法は、以下のとおりです。
①段ボール内のみかんが傷んでいないか確認する
②段ボール箱の底に乾燥した新聞紙を敷く
③ヘタを下向きにしてみかんを詰め、新聞紙をのせて保存する
段ボール内に傷んだみかんがあると腐りやすく、周囲のみかんにカビが移るので取り除きましょう。また、段ボール箱の底と上側に新聞紙を敷くと、みかんの乾燥を防ぐことができます。
さらに、外皮の丈夫なヘタを下向きにすると、みかんに傷がつきにくくなります。下に積み重ねたみかんから先に食べ、一定の期間でみかんの上下を入れ替えることが、みかんを長く日持ちさせるポイントです。この方法では1〜2週間、みかんを保存することができます。
なお、みかんを常温で保存するときの適正温度は5℃〜15℃です。冬以外にみかんを保存する場合、冷蔵庫に入れて保存するか、冷凍保存するようにしましょう。
児玉芳典
観音山フルーツガーデン
ダンボールで届いたみかんは、配達時に下の方のみかんが重みで傷んでいる傾向がありますので、ダンボールを逆さまにしてそこにあったみかんから食べるようにしましょう。
みかんを長期保存させたい場合は冷凍保存がおすすめ
みかんを長期保存させたい場合は冷凍保存がおすすめです。みかんを冷凍保存するための具体的な方法は、以下のとおりです。
①みかんが傷んでいないか確認する
②みかんの外皮を水で洗い、水分をしっかり拭き取る
③金属トレイにみかんを入れて凍らせる
④みかんを凍らせたら、水をくぐらせて再びみかんを凍らせる
⑤再びみかんが凍ったら、ヘタを下向きにして冷凍用保存袋に入れ冷凍保存する
まずはみかんが傷んでいないかを確認し、外皮を洗うようにしてください。冷凍させたみかんを水にくぐらせ、再度みかんを冷凍させると表面に氷の膜ができ、みかんを乾燥から守ります。その後、みかんを再び凍らせたら、みかんのヘタを下向きにし、冷凍用保存袋に入れて保存しましょう。この方法では1ヶ月〜2ヶ月、みかんを保存することができます。
冷凍保存するときのポイントは3つで、金属トレイを使って冷凍するまでの時間を短縮することで、みかんの状態を良質なまま保つことができます。そして、冷凍用保存袋には1個ずつヘタを下向きにしてみかんを入れ、袋内の空気をしっかり抜いて保存することです。こうすることで、みかんを長く冷凍保存することができます。
みかんの冷蔵庫での保存方法は?
みかんを冷蔵庫に入れて保存するための具体的な方法は、以下のとおりです。
①新聞紙やキッチンペーパーなどで1個ずつみかんを包み込む
②みかんのヘタを下向きにしてビニール袋に入れる
③冷蔵庫の野菜室に入れる
冷蔵庫に入れる前にみかんの乾燥を防ぐため、空気に触れないようにキッチンペーパーなどで包みましょう。ヘタ側の外皮は丈夫なので、ヘタを下向きにすることで、みかんを傷つけにくくなります。さらに、温度が一定に保ちやすい冷蔵庫の野菜室に入れると、みかんの品質を保ったまま約1ヶ月間みかんを保存することができます。
なお、みかんを冷蔵庫に入れて保存する際は、外気温度が高くて常温で保存できないときや、冷凍庫に保存できるスペースがない場合におすすめします。
(*みかんの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
児玉芳典
観音山フルーツガーデン
冷蔵保存はしないほうが良いです。酸味が強くなってしまいます。
みかんが日持ちする保存食レシピを紹介!
ポテトサラダなどのレシピの付け合わせにみかんを使うことができますが、賞味期限が短い場合が多く、あまり日持ちしません。ここでは、みかんを使って長く日持ちする保存食レシピを3つ紹介します。
①ジャム
ジャムは砂糖の量や、付け合わせのアレンジが豊富にあります。好みに合わせて砂糖の量を変えたり、レモン果汁の他に洋酒や酢などを入れてみてください。煮沸消毒した瓶を使って密閉状態にしたジャムの賞味期限は、常温で半年〜1年ほどです。