バナナは冷凍できる？保存方法や日持ち期間は？解凍のコツや食べ方・レシピも紹介！

バナナは多くの人にとって身近な果物のひとつですが、熟れやすい性質を持っているため、常温で保存するとすぐに黒くなったり傷んだりしてしまいます。バナナをより長く日持ちさせるために、冷凍保存することはできるのでしょうか。

バナナは皮ごとそのまま冷凍保存することもできますが、解凍の際に皮が剥きにくく、手間がかかる点がデメリットです。また、皮ごと冷凍したバナナを解凍すると茶色の液が出てくるため、周りを汚してしまうこともあります。バナナを冷凍する際は皮を剥いてから保存すると、解凍した時に使いやすくなるのでおすすめです。

バナナを冷凍保存することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。また、冷凍することでバナナの栄養価に変化があるのかどうかも気になるところです。ここでは、バナナを冷凍することで得られるメリットや栄養価の変化について解説します。

バナナを常温で保存した場合の賞味期限は4～10日程度ですが、冷凍保存することで1ヶ月ほど日持ちさせることができます。特に気温の高い夏場は常温で保存するとすぐにバナナが腐ってしまうので、バナナを長い期間安全に保存するためには冷凍した方が良いでしょう。

（＊バナナの常温や冷蔵庫での保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。）

バナナにはポリフェノールが豊富に含まれていますが、バナナを冷凍することでさらにポリフェノールを増やすことができます。ポリフェノールには活性酸素を取り除く抗酸化作用があり、アンチエイジングや生活習慣病の予防に役立つと言われています。冷凍保存したバナナを食べることで、健康効果や美容効果をより高めることができるでしょう。

(＊バナナの栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

バナナを冷凍させると、調理に使いやすくなる点もメリットのひとつです。凍ったままのバナナと牛乳をミキサーで混ぜてバナナシェイクを作ったり、バナナを半解凍してアイスやお菓子作りに活用することもできます。また、バナナをペースト状に潰してから保存し、マフィンやパウンドケーキなどに混ぜて使う方法もおすすめです。

冷凍したバナナは料理に活用するだけでなく、そのままの状態でも美味しく食べることができます。アイスのような感覚で、冷凍バナナをおやつ代わりに楽しみましょう。冷凍バナナは冷凍庫から出してすぐに食べても良いですが、少し常温において半解凍させると柔らかくなって食べやすくなります。