デコポンの収穫時期と長期保存の方法は?食べ頃の見極めや甘くする方法も紹介!
デコポンの収穫時期や保存方法を知っていますか?今回は、デコポンの収穫時期や保存方法を、〈ビニール袋・ラップ〉を使った長期保存のコツや食べ頃の見極め方とともに紹介します。デコポンを収穫後に甘くする方法や活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- デコポンの収穫時期と保存方法を知りたい…
- そもそもデコポンとは?
- デコポンの収穫時期はいつ?食べ頃の見極め方は?
- デコポンの収穫時期は生産方法や産地で異なる
- 美味しい食べ頃デコポンを見極めるポイント
- デコポンの保存方法は?長期保存のコツはある?
- ①デコポンの長期保存には冷凍がベスト
- ②冷蔵する場合はデコポンをビニール袋で包もう
- ③食べかけのデコポンはラップで包んで保存しよう
- デコポンの収穫後に甘くする方法も知っておこう
- ①電子レンジで加熱する
- ②皮の上から揉む
- ③寝かせて追熟する
- デコポンを美味しく食べるレシピも紹介!
- ①デコポンジャム
- ②デコポンとトマトのサラダ
- ③デコポンゼリー
- ④デコポンドレッシング
- デコポンの収穫時期と保存方法を把握しよう
デコポンの収穫時期と保存方法を知りたい…
甘さと酸味のバランスが良く、柑橘類の中でも人気のあるデコポンは、冬になるとスーパーなどで見かけるようになります。そんなデコポンの収穫時期と保存方法について説明します。
そもそもデコポンとは?
デコポンは、正式名称を「不知火(しらぬい)」と言い、ポンカンと清見オレンジを交配させて作られた品種です。デコポンという名前は、熊本県果実連が商標登録している名前で、糖度13度以上かつクエン酸含有量1.0以下の不知火だけを「デコポン」と呼ぶことができます。
その名の通り、頭(デコ)がポンと飛び出た見た目が特徴です。味は、強い甘味があり、内側の内果皮も食べることができます。
デコポンの収穫時期はいつ?食べ頃の見極め方は?
最近は、様々な柑橘類が1年中スーパーなどの店頭に並んでいます。その中でも、デコポンの収穫時期はいつ頃なのでしょうか。また、食べ頃のデコポンを見極めるポイントはどのような点なのでしょうか。
デコポンの収穫時期は生産方法や産地で異なる
デコポンの収穫時期は以下の通りです。
収穫時期 | |
ハウス栽培 | 12~2月 |
露地栽培 | 2~4月 |
蔵出し | 5月頃 |
愛媛産 | 2月中旬~3月 |
ハウス栽培と露地栽培とで収穫時期が異なります。また、特殊な冷蔵庫で保存され、熟成されてから出荷されるのが蔵出しデコポンです。購入後に追熟をしなくても、甘みが強く美味しく食べられます。また、デコポン発祥の熊本産は12月頃から収穫が始まりますが、愛媛産は2月中旬頃からになります。
美味しい食べ頃デコポンを見極めるポイント
美味しい食べ頃のデコポンを選ぶポイントは、以下の通りです。
・濃いオレンジ色でヘタの部分には緑色が残っている
・持った時に重量感がある
・触った時に皮にハリがある
・皮は厚すぎず硬すぎない
濃いオレンジ色でヘタの部分は緑色が残っているデコポンは鮮度が良い証拠です。また、持った時に重量感があるものの方が、果汁が多く中身が詰まっているため美味しいとされます。さらに、触った時にハリがなく柔らかなものは、すでに食べ頃を過ぎてしまっている可能性があります。
デコポンの保存方法は?長期保存のコツはある?
デコポンを美味しく食べる為には、適切な方法で保存することが重要です。どのような保存方法が良いのでしょうか。また、長期間保存する場合のコツについても説明します。
①デコポンの長期保存には冷凍がベスト
デコポンを長期保存する際には、冷凍保存が最も適した方法です。冷凍保存の正しい方法は以下の通りです。
①外皮を剥き、薄皮の状態にする
②1粒ずつバラバラにする
③冷凍用ジップロックなどの保存袋に入れる
④重ならないようにして冷凍庫に入れる
デコポンは、冷凍保存することで1か月ほどの保存が可能になります。食べる際には、半解凍の状態で食べるとシャリシャリとした食感が楽しめます。また、凍ったままのデコポンを他の果物と混ぜてミキサーをかけて、スムージーやシャーベットにしても美味しく食べられるので試してみてください。
(*デコポンの皮の剥き方や切り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)