ご飯が黄色くなる原因は?食べれる?変色を防止する方法も紹介!

ご飯が黄色に変色したことはありませんか?腐っているのか心配になるかもしれません。今回は、ご飯が黄色くなる原因を〈炊く前・炊いた後・保温中〉別に食べれるか含めて紹介します。ご飯が黄色に変色する方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ご飯が黄ばんでる…食べて大丈夫?
  2. ご飯が黄色くなる原因は?
  3. ①炊き立ての状態ですでに黄色の場合
  4. ②保温したら黄色くなった場合
  5. ③炊く前から黄色い場合
  6. 黄色のご飯を食べてはいけない場合は?
  7. ご飯が腐って黄色に変色しているのは食べるのNG
  8. ご飯が黄色に変色するのを防ぐには?
  9. ①すぐに食べない場合は冷凍保存する
  10. ②炊飯器は綺麗に洗っておく
  11. ③購入時に精米日・古米の含有量を確認する
  12. ご飯が黄色に変色しても食べれる場合もある

ご飯が黄ばんでる…食べて大丈夫?

炊いたご飯や炊く前の米が黄色くなっていることがありますが、食べても大丈夫でしょうか。ここではご飯が黄色くなっている原因や、ご飯を黄色くしないようにするための保存方法や対処法を紹介するので、参考にしてください。

ご飯が黄色くなる原因は?

ご飯が黄色くなる原因はいくつかあり、いつから黄色くなっているのかを知ることで対処がしやすくなり、不要に米を捨てることがなくなります。ご飯や米が黄色くなっているのを見つけたら、参考にしてみてください。

①炊き立ての状態ですでに黄色の場合

炊飯前は白かったのに、炊いた直後のご飯が黄色くなってしまった場合の原因は以下になります。

・精米不足
・米が古い
・炊飯器が劣化している

スーパーで販売されている米は比較的しっかり精米されていることが多いため、分づきの米を購入しない限り炊いたばかりのご飯が黄色くなることはありません。しかし、自宅で洗米したり精米所などで自分で精米したりした場合は、糠が残って炊きたてのご飯が黄色くなることがあります。

無洗米でも同じように黄色くなることがあるため、ある程度洗った方が良いと言えます。また、米が古い場合は米に含まれている脂肪が酸化するため、炊き立てのご飯であっても黄色くなることがあります。黄色くなったご飯は食べても問題ありませんが、味は落ちているためできるだけ早めに食べきってください。

炊飯器が劣化している場合に関しては、古い炊飯器を使っていると黄色くなりがちです。炊飯器の寿命は3年から4年程度のため、それ以上使っている場合は熱がご飯全体に上手くまわらずに、炊き立てのご飯であっても黄色くなることがあります。

②保温したら黄色くなった場合

炊いた直後は白いご飯だったのに、保温しておいたら黄色くなった場合は以下の原因が挙げられます。

・化学反応
・水質
・腐敗

ご飯にはアミノ酸や糖分が含まれており、加熱することでメイラード反応が起こり、メラノイジンという褐色色素が出来ます。これはパンに焼き色がつく仕組みと同じ状態で、ご飯でも同じことが起こり黄色くなることがあります。問題なく食べられますが、メイラード反応は高温で起こることが多いので、黄色くなるのが気になるならご飯の長時間の保温は避けましょう。

海外でご飯を炊く時やミネラルウォーターを使って炊いた場合、使用した水が硬水だとご飯が黄色くなる可能性があります。硬水はマグネシウムやカルシウムが豊富であることから、メイラード反応を加速させることがあるのです。

化学反応や水質の問題以外では、長時間保温しておりご飯がバチルス菌と呼ばれる高温に強い菌によって、腐敗してしまったことが挙げられます。腐ったときの臭いや見た目などを後述で紹介していきますが、少しでもおかしいと思ったら食べないようにしてください。

③炊く前から黄色い場合

炊く前から米が黄色い場合は、以下の理由があるため炊く前に確認してみてください。

・カビ
・結露などで水分を吸っている

あまり起こることではありませんが、米が古くなっている場合は米に黄変菌と呼ばれるカビの一種が繁殖しています。全体的に黄色くなっている米やご飯と違い、黄変菌はカビが繁殖している範囲だけが黄色くなります。黄変菌は人に有害な毒素を作るため、絶対に食べないようにしてください。

また、結露しやすい場所に米を保存していた場合は、湿気を米が吸って黄色くなることがあります。こちらも全体的に黄色くなるのではなく、一部分だけが黄色くなったり塊になったりするほか、臭いがすることがあります。そのような場合はカビが繁殖している可能性があるので食べずに廃棄してください。

黄色のご飯を食べてはいけない場合は?

ご飯が黄色くなっている原因を紹介しましたが、安心して食べられる状態ではない場合もあります。無理に黄色くなったご飯を食べるとお腹を壊すこともあるため、しっかりと判断するようにしてください。

ご飯が腐って黄色に変色しているのは食べるのNG

出典:https://routecompass.net/kabi/

黄色くなったご飯は基本的には食べても問題ありませんが、腐っている場合は食べずに廃棄してください。以下の状態になっていたら、腐っています。

・糸を引いている
・水気が多くなっている
・カビが生えている
・酸っぱい臭いがする

腐っているご飯は、同じ黄色くなった状態でもツヤがなく水分が米から浮き出ておかゆのようになります。そのほか、糸が引いていてご飯の粘り気とは違った、ねばねばとした状態になっているなら注意してください。

ご飯には黄色く変色する黄変菌のほか、アオカビや白カビも生えることがあります。よく見ないとカビが生えているのかはわからないため、しっかり確認することが重要となります。

(*腐ったご飯の見分け方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

お米が腐るとどうなる?見分け方は?日持ち期間や正しい保存方法を解説!

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