古米を美味しく炊く方法|みりんでパサパサ感が消える?活用レシピも紹介!
古いお米でも美味しく炊く方法を知っていますか?パサパサで美味しくないお米を復活させたい人は気になりますね。今回は、古米の美味しい炊き方を<下準備のコツ>と<片栗粉・みりん・油・はちみつ・酒・氷>などを加える方法に分けて紹介します。古米の活用アレンジレシピで美味しく食べる方法も参考にしてみてくださいね。
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まずい古米を美味しく食べるには?炊き方で変わる?
新米が出回る時期になっても、食べきれない古米が残ってしまうことがあります。古米はそのまま食べるとまずく感じやすいので、食べ方には工夫が必要です。ここでは古米を美味しく炊く方法の前に、まずくなる理由を説明します。
古いお米が美味しくない理由
古米が美味しくない理由は、以下の通りです。
・パサパサになる
・甘味が少なくなる
・光沢が悪くなる
・米特有の臭いが強まる
・炊いた時に米が膨張しがちである
これは古米は新米と比べると水分が飛んでしまうことが原因で、劣化してしまうからです。また古米は空気に触れている時間も長くなるので、酸化も進みます。その結果として米の味や臭いに変化が起こり、まずいと感じてしまいます。
(*古米が臭う原因について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
古米の美味しい炊き方のポイント5選!【下準備編】
古米は美味しく炊く方法を考える以前に、下準備に気を配ることが大事です。古米は研ぎ方や水に浸ける時間などによっても、炊きあがりが変わります。ここでは古米を美味しく方法の前に実践しておきたい、下準備について説明します。
①最初に加えた水はすぐに捨てる
古米を研ぐために最初に加えた水は、すぐに捨てましょう。古米が水に浸かったら、手早くかき混ぜて捨てるイメージです。古米に水を加えるとついていた糠が水分に溶け出し白濁しますが、それを米が吸収すると臭いが残ってしまいます。最初の水を捨てた後は新たに水を注ぎ、手早く研いで捨てる工程を3回くり返してください。
②優しく研ぐ
古米は優しく研ぐのが基本で、力を入れ過ぎて米が割れない配慮が必要です。古米は新米と比べると乾燥しているので、割れやすくなっています。強く研ぐことで古米同士がすれるとより割れやすくなるので、力加減には気をつけましょう。
③水に浸ける時間は新米より長め
古米を水に浸ける時間は新米より長めに夏場なら30分、春と秋は1時間、冬は2時間程度にしましょう。古米は新米と比べると含まれている水分量が少ないので、水を吸収させる時間が必要です。気温が下がるのに比例して、水に浸ける時間を長くすると覚えておくと便利です。
④水の量は少し多め
古米を炊く時には新米の時より、水の量を少し多めにしてください。水分量が少ない古米を決まった水の量で炊くと、炊きあがりが硬くなってしまうからです。炊飯器の目盛りより水を多めに入れておくだけで、炊きあがった時の米の硬さが和らぎます。
⑤氷を入れて炊く
炊飯器の目盛りより多めの水を入れたものに、氷を2個ほど加えて炊くのもおすすめです。氷を入れることで、炊飯器内の水温を下げることができます。水が沸騰するまでにかかる時間が長くなるほど、米から甘味が出てくるので炊きあがりが美味しくなります。