七味唐辛子に虫が…?どこからわくの?保存対策や駆除方法など解説!

七味唐辛子に虫がいたことはありますか?意外なことに七味は害虫が好む食品です。今回は、七味につく害虫の種類や、どこから湧くのかを対策・駆除の仕方とともに紹介します。虫がついた七味を食べたらどうなるのかも対処法とともに紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 七味の中に虫がいる…?
  2. 七味につく害虫の種類は?
  3. ①タバコシバンムシ
  4. ②ノシメマダラメイガ
  5. 七味の虫はどこから湧くの?元から入ってた?
  6. 七味の袋の穴・容器の隙間から侵入した可能性が高い
  7. 七味につく害虫対策は?沸いたら駆除できる?
  8. 密閉した容器に入れて冷蔵庫に保存するのがおすすめ
  9. 虫がついた七味は捨てた方が良い
  10. 虫がついた七味を食べたらどうなる?対処法は?
  11. 虫がついた七味を食べたらアレルギーを発症する恐れも
  12. 長く保存した七味には虫がいるか注意しよう

密閉した容器に入れて冷蔵庫に保存するのがおすすめ

七味につく害虫の防止策としては、密閉した容器に入れて、冷蔵庫での保存が最適です。七味は飲食店などで卓上に常備されている印象がありますが、正しい保存方法は冷暗所での保管であり、使用しない時に常温で放置すると虫害の危険性が高まります。更に、湿度が高いと虫だけでなくカビが生える心配もあります。

七味を餌にする害虫は、いずれも低温で乾燥した環境には適応できないので、冷蔵庫内で繁殖する可能性は低いです。5月から10月にかけての高温多湿な季節には、七味の適切な保管に特に気を配る必要があります。七味を冷蔵保存するのは、虫やカビを防ぐだけでなく、香りや風味の維持の面でも重要です。

虫がついた七味は捨てた方が良い

七味の中に虫が侵入しているのを発見したら、保存容器ごと全て廃棄することが推奨されます。目につく成虫や幼虫だけであれば取り除くことは不可能ではありませんが、卵や蛹、フンに関して全て除去することは現実的ではありません。

害虫は一度に大量の卵を産むため、食品の中で発見したらその容器内で広く発生していると考えられます。中身だけを捨てても容器の外側についた卵から再び発生する危険があるので、容器ごと廃棄するか、廃棄が困難な場合はよく洗って乾かすと安心できます。

また、完全に駆除するためには、発生した食品の周囲を入念に清掃することも重要です。場合によっては周囲の食品にも被害が及んでいる可能性があるので、発生源の近くに他の食品があった場合は中身をよく確認し、心配であればまとめて廃棄するとより安全です。

虫がついた七味を食べたらどうなる?対処法は?

万が一、七味に侵入した虫に気付かず、食べた場合はどうなるのでしょうか。紛れ込んだ虫は見分けが付きにくいので、知らずに口にしてしまう恐れがあります。虫がついた七味を食べた場合に起こり得る症状と、その対処を説明します。

虫がついた七味を食べたらアレルギーを発症する恐れも

虫が発生した七味を食べてしまっても、基本的に人体に悪影響はないと言われていますが、アレルギー反応が起こる場合があります。虫の誤食が原因で起こり得る、主な症状は以下の通りです。

・腹痛
・嘔吐
・下痢
・じんましん
・呼吸困難

害虫を誤食することによるアレルギー症状は多岐に渡り、発症する種類や程度には大きな個人差があります。消化器系症状の他に、かゆみや湿疹などの皮膚や粘膜の症状、咳や息苦しさなどの呼吸器系の症状などが代表的です。

稀に血圧低下や呼吸困難などの重篤な症状を引き起こす可能性もあるので、食後30分から数時間以内にアレルギー症状が出た場合は、すぐに病院に行きましょう。虫の誤食に気づいた時点で、心配ならば早めに受診すると安心です。

長く保存した七味には虫がいるか注意しよう

常温で長く保存した七味は、虫が侵入する可能性があるので、使用の際によく注意する必要があります。害虫は至る所に生息しており、高温多湿な環境で繁殖するので、開封後の七味は冷蔵庫に入れるのが安全な保存方法です。虫が発生すると周囲の食品にも拡がる危険があるので、七味を正しく保管して、厄介な虫害を防ぎましょう。

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