生クリームを常温で放置…1時間でもNG?正しい保存法や腐敗との見分け方を紹介!
生クリームを常温で放置したことはありませんか?1時間でもNGでしょうか?今回は、生クリームは常温でどれくらい持つのか、傷んだ・腐った時の特徴や見分け方とともに紹介します。生クリームの正しい保存方法や冷凍後の使い方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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生クリームを常温で放置した…大丈夫?
お菓子作りには欠かせない生クリームですが、買ってから冷蔵庫に入れ忘れうっかり放置してしまった経験があるかもしれません。ここでは液状の生クリームが傷まないように、正しい保存方法を解説します。
生クリームは常温保存できるの?
生クリームの様な乳製品は温度差に弱く、常温に向いていないデリケートな食材として扱われることが多々あります。そもそも液状の生クリームは、常温保存ができるのでしょうか。ここでは液状の生クリームの保存に適した温度の説明をしていきます。
生クリームは基本的に要冷蔵
液状の生クリームの保存は基本的に要冷蔵で3℃〜10℃が適温です。そのため常温保存には向いておらず、未開封・開封後でもすぐに冷蔵庫に入れることをおすすめします。冬場で室温が10℃以下であれば多少は耐えられますが、常温では傷みやすいので賞味期限内でも常温保存は避けるようにしましょう。
(*生クリームの賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみて下さい。)
常温保存できる生クリーム・ホイップもある
生クリームは常温保存に向いていないと前述しましたが、常温でも日持ちする商品があります。こちらは液状ではなく既にホイップされたスプレータイプの生クリームですが、製造日から9ヶ月常温保存が可能です。常温保存が可能とはいえ、直射日光を避け涼しい場所で保管し、開封後は要冷蔵で1ヶ月以内に食べ切りましょう。
生クリームは常温でどれくらい持つ?1時間でもNG?
液状の生クリームが常温保存に向いていないことは分かりましたが、どの状態になると危険なのか判断がつかないかもしれません。ここでは、具体的な時間や生クリームが傷んだ場合はどのような状態になるのかを説明します。
生クリームが使えるかは状態を見て判断しよう
液状の生クリームを常温で放置してしまうと、以下のように腐る前触れが現れます。
・一部が固まる
・油が浮いてくる
・他の食材の臭いが移る
・風味が落ちる
このような変化は、自己責任でギリギリ食べられる範囲ではありますが、明らかに劣化が進んでいます。生クリームは菌が繁殖するとどろっと固まってくるので、塊の部分が大きい、またはかたまりの数が多い場合は食べずに処分して下さい。その他にも不安な要素があって迷う時は、食べないほうが安全です。