開封後の生クリームは何日持つ？1週間はNG？腐った時との見分け方も紹介！

植物性の生クリームの商品には、主に以下のものがあります。

・スジャータホイップ（めいらく）
・ルヴェール（明治）
・ホイップ（雪印メグミルク）
・森永ホイップ（森永乳業）

主原料が植物性油脂で、パッケージに植物性脂肪と書いてあるものが植物性の生クリームです。動物性の生クリームよりも安価で、加熱すると分離するため料理には不向きですが、泡立てると真っ白なホイップクリームになるので白く仕上げたいスイーツなどに向いています。

賞味期限は開封後3～5日と動物性より長いですが、期間に幅があるのは保存する温度によって変わるためです。例えば、冷蔵庫のドアポケットは温度変化が激しいため、賞味期限も短くなります。

動物性の生クリームの主な商品は、以下の通りです。

・特選北海道純生クリーム（タカナシ乳業）
・ノーザンハーツ 十勝純生クリーム47（よつ葉）
・森永フレッシュ純乳脂肪（森永乳業）
・フレッシュ北海道産生クリーム使用（雪印メグミルク）

生乳の脂肪分のみで作られ、パッケージに純乳脂肪や純生クリームと書いてあるものが動物性の生クリームです。植物性の生クリームよりも高価で、脂肪分が多いため酸化が速く、賞味期限は開封後1～2日と植物性より短いことが特徴です。濃厚なコクがあり、スイーツに使えばクリーム本来の味わいが楽しめます。

ただし植物性・動物性の生クリームの賞味期限はあくまでも目安であり、保存の状態や温度、季節などによっても変わります。開封後の生クリームの状態をよく確認し、食べられるかどうかを判断するようにしましょう。

（＊生クリームの賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

開封後の生クリームが腐敗が進んでいる場合、以下のような状態になります。

・脂肪分が分離している
・生クリームが固まっている
・膜が張ったり、黄色く変色している
・カビが生えている
・酸っぱい臭いがする
・酸味や苦味がある

カビなどが生えていなくても、液体と脂肪分が分離していたら劣化が進んでおり、生クリームが固まっている場合は雑菌が繁殖している証拠です。

生クリームは未開封の状態だと1ヶ月程賞味期限がありますが、一度開封して空気に触れると酸化が進むスピードが速く、雑菌も繁殖しやすくなります。賞味期限が過ぎていなくても、上記のような状態が見られたら食べるのはやめましょう。