開封後の生クリームは何日持つ?1週間はNG?腐った時との見分け方も紹介!
生クリームは開封後いつまでなら大丈夫か知っていますか?今回は、生クリームの開封後の賞味期限は何日なのか、腐った場合の特徴や開封後1~2週間経っても期限内・加熱すれば食中毒を防げるのかとともに紹介します。生クリームの開封後の冷凍保存・解凍の仕方や早めに大量消費できるレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 生クリームは開封後いつまでなら大丈夫?賞味期限は何日?
- 植物性の生クリームは開封後3~5日以内が目安
- 動物性の生クリームは開封後1~2日以内が目安
- 開封後の生クリームが食べられない状態とは?
- 腐った・傷んだ生クリームの特徴と見分け方
- 生クリームが開封後1~2週間経っても賞味期限内なら大丈夫?加熱すれば食中毒は防げる?
- 開封後1~2週間以上経った生クリームは廃棄しよう
- 開封後の生クリームは加熱しても食中毒になる可能性がある
- 生クリームの開封後の保存は冷凍がおすすめ!解凍法・使い方は?
- 加熱料理に使う場合:生クリームを液体のまま冷凍でOK
- ホイップで使う場合:生クリームを泡立ててから冷凍しよう
- 開封後の生クリームを早めに大量消費できるレシピも紹介!
- ①濃厚チョコパウンド
- ②マフィン
- ③きのことベーコンのクリームパスタ
- 開封後の生クリームは早めに使い切るのがおすすめ
生クリームを開封後、賞味期限が過ぎていない場合でも1~2週間以上経ったものは廃棄しましょう。賞味期限や消費期限の定義は未開封が前提で定められているので、一度開封したものは腐敗が進み、食中毒を引き起こす菌が繁殖している可能性があります。
食中毒菌は増殖するときに毒素を出しますが、この毒素は生クリームの見た目や臭いなどに影響を及ぼしません。そのため見た目や臭いに変化が無かったとしても、開封後1~2週間以上経ったものは食べないようにしましょう。
開封後の生クリームは加熱しても食中毒になる可能性がある
開封後の生クリームを加熱しても、食中毒になる可能性があります。食中毒を引き起こす菌が増殖した開封後の生クリームは、加熱することで菌は死滅します。しかし、菌が増殖する際に排出した毒素は加熱してもそのまま残り、消えることはありません。
そのため、開封後の生クリームを加熱した後に食べると、嘔吐や下痢、腹痛、発熱などの食中毒による症状を引き起こすことがあります。開封後の生クリームを正しく冷蔵庫で保存していたとしても、植物性の生クリームは5日以内、動物性の生クリームは2日以内に使用し、この期限を過ぎたものは廃棄しましょう。
生クリームの開封後の保存は冷凍がおすすめ!解凍法・使い方は?
開封後の生クリームを保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。ここでは生クリームを液体のまま保存する方法と、泡立ててホイップにした状態で保存する方法を、解凍の仕方や使い道を交えながら説明します。
加熱料理に使う場合:生クリームを液体のまま冷凍でOK
生クリームを液体のまま冷凍保存するには、以下の方法があります。
・フリーザーバッグに流し入れて保存する
・製氷皿に流し入れ、蓋やラップをかけて保存する
・シリコン型に入れて保存する
・タッパー等の容器に入れて保存する
液体のまま冷凍保存した場合、脂肪分が分離するので解凍後は泡立ててホイップにすることができません。そのため、クリームシチューやカルボナーラなどの加熱する料理に使うことをおすすめします。また液体のまま保存した場合は解凍せずに冷凍のまま使うので、少量ずつ使いたい時は製氷皿やシリコン型に入れて保存すると使いやすくなります。
ホイップで使う場合:生クリームを泡立ててから冷凍しよう
解凍後にホイップとして使いたい場合は、砂糖を加えて泡立ててから冷凍しましょう。泡立ててから冷凍保存するには、以下の方法があります。
・タッパーに入れて保存する
・シリコン型に入れて保存する
・フリーザーバッグに入れ、平らにして薄く伸ばし空気を抜いて封をする
・絞り袋に入れたままフリーザーバッグに入れて保存する
・絞り袋でクッキングシートの上に絞ってから冷凍し、固まったら密閉容器に移す
上記のような方法で冷凍した生クリームを使う時は、菌の繁殖を防ぐために、常温ではなく冷蔵庫に移して自然解凍させましょう。シリコン型に入れたものや絞り袋で絞って冷凍したものは、スイーツの飾り付けに使ったり、コーヒーや紅茶などにミルクの代わりとして添えたりして使うことができます。
(*生クリームの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
開封後の生クリームを早めに大量消費できるレシピも紹介!
開封した生クリームが沢山余ってしまった時におすすめの、生クリームを大量消費できるレシピを3品紹介します。スイーツだけでなく主食となるレシピも紹介するので、参考にしてみてください。
(*生クリームを大量消費できるレシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
①濃厚チョコパウンド
生クリームの濃厚なコクを生かした本格的な味わいを楽しめる、チョコパウンドケーキです。動物性の生クリームを使うと、より濃厚な味わいに仕上がります。ナッツやオレンジピールなどを加えてアレンジすると、バレンタインやプレゼントにも最適なお菓子が作れます。