エビの背わたとは?ない場合も?取る意味・理由や正しい取り方を紹介!
エビの背わたとは何か知っていますか?取らないとどうなるでしょうか?今回は、エビの背わたを取る意味・理由や取り方を〈殻付き・むきエビ〉別に紹介します。背わたのないエビがいる理由や、腹わたもあるのかなど紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
エビは泥や砂の中にもぐることも多く、汚れがたくさんついていることもあります。そのため下処理はしっかり行い、臭みや汚れを取るようにしましょう。
【準備するもの】
・片栗粉
・塩
・水
【方法】
1.すべての材料をボウルに入れてよく混ぜる
2.エビを加えて良く揉みこんで片栗粉をなじませる
3.流水で洗い流し、キッチンペーパーでふき取る
片栗粉は小麦粉などの他の粉よりも粒子が細かく、エビについた汚れを吸着してくれるため、この下処理をすることできれいに汚れが落ちます。塩を加えることで、エビがぷりぷりの食感になるため、一つまみ程度入れるのがおすすめです。
しっぽの部分にも汚れがついていることが多く、エビフライなどのしっぽをそのまま使う場合は、包丁の背でしっぽをこそいで汚れを落とすときれいになります。
エビには背わただけじゃなくて「腹わた」もある?
エビの背わたを取ることは聞いたことがあっても、腹わたを取るというのは聞いたことがないかもしれません。エビの腹わたは取った方が良いのでしょうか。エビの腹わたの役割についても説明するので、参考にしてください。
エビの腹わたの正体は「神経」
エビの腹わたは、人間の神経にあたります。臭みがないことから味には影響もなく、調理後の見た目もそれほど違和感がありません。そのため基本的には腹わたは取る必要はありません。ただし、サラダなどの茹でたエビをそのまま食べるようなときは、黒い筋が気になる場合があります。そのような時は、背わたと同じように腹わたも取って構いません。
(*えびの腹わたについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
下処理したエビの活用レシピ!
下処理をしたエビを使って、さまざまな料理を作ってみましょう。いくつかレシピを紹介していくので、たくさんエビがあるときなどにも参考にしてください。
①海老とブロッコリーのマカロニグラタン
エビを使った料理の中でも定番ともいえるマカロニグラタンは、寒い季節にピッタリの料理です。ぷりぷりとしたエビの食感とクリーミーなソースが良く合います。
②エビのガーリック焼き
和洋中のどの献立にも合わせやすいガーリック焼きは、グリルで作るとジューシーに仕上がります。こちらのレシピはレモンやライム以外は包丁が必要なく、レモン汁などを活用するとより簡単に作るのが嬉しい点です。
③エビマヨサラダ
野菜だけのサラダでは物足りない場合は、エビをサラダに加えてみてください。食感も野菜だけとは違った状態となり、エビに含まれるたんぱく質がサラダだけの食事でも満足させてくれます。