玉ねぎから白い汁・液体が…腐ってる?食べて大丈夫か見分け方を紹介!
【Awaji Hapinico Farm監修】玉ねぎの白い汁・液体が出ても大丈夫と知っていますか?カビなの?腐ってるの?と玉ねぎの白い汁の正体が気になりますよね。今回は、玉ねぎの食べられない特徴を〈茶色い汁・ぬるぬる・汁っぽい〉など見た目・感触・匂いに分けて紹介します。玉ねぎの正しい保存方法や新鮮な玉ねぎの特徴・選び方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
玉ねぎは日持ちする野菜ですが、正しい保存をしなければ当然、腐ってしまいます。また新鮮さがなくなると、食感も損なわれて美味しくありません。ここでは、正しい玉ねぎの保存方法やコツを紹介します。
①ネットやストッキングで吊るす
田舎では昔から見られる光景のひとつで、玉ねぎを軒下に吊るして保存する方法です。
①玉ねぎを網状のネットまたはストッキングに3~5個入れる
②可能ならば1個ごとに結び目を作って分けておく
③玉ねぎを入れたネットを、軒下など日陰になる場所に紐などで縛って吊るす
葉の部分が長く残った玉ねぎならば、先の方をビニール紐で2~4個をまとめて縛る方法でも構いません。まとめて縛った紐は、最後に玉ねぎの下からまとめた箇所をくぐらせておくと玉ねぎが落下しにくくなります。縛った玉ねぎの塊を2つビニール紐で繋げて、二つ折りの形でバランスよく吊るすと簡単です。
住まいが一戸建て住宅ではなくマンションなどで軒下がない場合、吊るす場所はできれば日陰の風通しの良い所にしてください。田舎では、専用の物干竿を用意している所も多いです。雨がかかるような場所では傷みやすく短くなりますが、通常ならば2~3ヶ月ほど日持ちします。
(*玉ねぎの吊るし方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②新聞紙に包んで段ボールに入れる
吊るす場所がなくても玉ねぎを段ボールで長期保存することができます。
①玉ねぎを1個ずつ新聞紙で包む
②包んだ玉ねぎを段ボールに入れる
③段ボールを風通しの良い日陰に置いておく
玉ねぎをそのまま段ボールに入れてもいいのですが、新聞紙に包む方が湿気が取れてカビ防止になります。また、なるべく玉ねぎを段ボールにぎゅうぎゅうに詰めない方が長持ちします。日持ちの目安としては、同じく2~3ヶ月程度と考えておいてください。
あゆきゃん
Awaji Hapinico Farm
玉ねぎの重さで下のほうが傷みやすい状態になっているので、下のほうから玉ねぎを使うことをお勧めします。
③ラップで包み冷蔵庫に入れる
玉ねぎを1個丸ごと食べきれない場合は、冷蔵庫で保存してください。湿度の高い野菜室より、冷蔵室での保存がおすすめです。
①切った玉ねぎをラップで包む。
②スライスの場合は、ジッパー付きの袋にぎゅうぎゅう詰めにならないよう平らに入れる
③袋の場合は、しっかりと中の空気を抜く
④冷蔵庫で保存する
既にカットしてある状態だと、冷蔵庫でも2~3日しか日持ちしません。買ったばかりの新鮮な玉ねぎを新聞紙に包んで冷蔵室などにそのまま保存することもできますが、丸ごとならば常温で保存した方が日持ちします。ただし、新玉ねぎの場合は話が変わり、元々傷みやすいことから冷蔵庫で保管する方が腐りにくいです。
(*玉ねぎの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④長期保存したい場合は冷凍保存がおすすめ
食品の長期保存方法に冷凍がよくありますが、玉ねぎも冷凍することができます。
①玉ねぎをそのまま調理できるサイズに切っておく
②切った玉ねぎを使う分ずつ小分けにする
③分けた分ごとに水分を拭き取る
④それぞれ保存袋やタッパー容器などに平らに入れる
⑤袋はできるだけ空気を抜く
⑥冷凍庫に保存する
⑦調理に使う時は、解凍せずにそのまま使う
玉ねぎは、冷凍する前にみじん切りや細切りなど必要に応じて切っておきます。白い汁は洗い流す必要はないと説明しましたが、余分な水分は拭き取ってください。この保存方法ならば、調理する時にそのまま使えて便利です。また、冷凍することで辛味が抑えられて甘味が出てきます。日持ちとしては、1ヶ月ほどが目安です。
(*玉ねぎの冷凍保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
新鮮な玉ねぎの特徴・選び方は?
白い汁が玉ねぎの新鮮さを表しているとしても、買う前に玉ねぎを切るわけにはいきません。ここでは、白い汁以外でわかる新鮮な玉ねぎの特徴や買う時の選び方を説明します。