レタスに潜む虫・ナメクジが取れる洗い方は?食べてしまったらどうする?
レタスには虫・ナメクジが潜んでいるのを知っていますか?今回は、レタスに潜む害虫の種類や、内側に潜む虫・ナメクジを確実に取る正しい洗い方を紹介します。虫を間違って食べてしまった場合についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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レタスに虫・ナメクジがいる…気持ち悪い
レタスを調理しようとしたら、虫やナメクジを見つけて絶望することがあります。新鮮な野菜ほど虫が付いているものだと言うものの、それでも虫やナメクジがついているレタスを見ると、気持ちが悪くて食べる気が無くなってしまいます。ここでは、レタスにつく害虫の種類や、取る方法、さらに食べてしまった場合の対処法を紹介します。
レタスに潜む害虫の種類とは?
レタスはキャベツに比べると独特の苦みもあり、害虫はそんなにつかないと思われることも多いですが、実際には害虫はつきます。ここでは、みずみずしいシャキシャキしたレタスを狙う害虫を4種類紹介します。
①ナメクジ
梅雨の時期によく見かけるヌメヌメした長細いナメクジは、多湿なところを好みますが、夜の間にレタスの中に入り込んで葉を食べます。ナメクジの通ったあとは、粘液が乾いてテカテカした通り道になっているので、ナメクジが食べたあとは分かりやすいです。
②アブラムシ
アブラムシもレタスにつきやすい害虫ですが、体長1mm~3mmほどしかないためとても小さく、レタスについていても見落としがちです。アブラムシは黄緑色や黒褐色をしており、増殖しやすいです。また、赤いアブラムシのような虫がレタスについていることがありますが、これはタカラダニと言ってダニの仲間です。
③オオタバコガ
オオタバコガはレタスによく卵を産みつける虫で、成長すると3cm~4cm程になります。オオタバコガの幼虫はレタスの葉の内側に入り込んでいるため、見つけにくいです。オオタバコガの幼虫は黄緑色で黒い斑点があり、その黒い斑点から毛が生えています。レタスだけではなく、色んな野菜を食害するイモムシです。
④ヨトウムシ
ヨトウガの幼虫であるヨトウムシは、孵化したばかりの頃は緑色で数ミリサイズですが、大きくなるとこげ茶色っぽくなり、5cm~8cmほどの大きさになります。日中は土の中にいて、夜中に出てきて葉を食い散らかす厄介なイモムシです。ヨトウガの幼虫もレタスの葉の中に入り込んでいることが多く、一見わかりにくいです。
レタスの洗い方|ナメクジ・虫の確実な取り方は?
レタスについたナメクジや害虫は、流水でサッとすすぐだけでは取り切れていないことが多いです。ここでは、レタスについたナメクジや害虫の確実な取り方を紹介します。サニーレタスの時も同じ要領で洗えるので、参考にしてみてください。
①酢入りの水に浸ける
虫やナメクジは、酢入りの水に浸けることで取り除くことができます。
【手順】
①ボウルに水を入れて、お酢を大さじ1杯加える
②1枚ずつレタスの葉をはがす
③酢水にレタスをしっかり浸ける
④20分~30分ほど置く
⑤流水で洗い流す
1枚ずつレタスの葉を剥がして酢水に浸けることで、レタスの葉の内側に付いた害虫を取り除くことができます。それでもついている場合は、何度か上記の手順を繰り返しましょう。酢でレタスを洗うことによって、殺菌したり農薬を洗い流したりする効果もあります。