あさりが砂抜きで開かない原因は?食べれる?正しいやり直し方を紹介!

あさりを砂抜きしたのに開かない理由をを知っていますか?食べれるか気になりますよね。今回は、あさりを砂抜きしたのに開かない理由にくわえ、〈50度のお湯〉であさりを砂抜きを時短する方法など紹介します。死んでる・生きてるあさりの見分け方やあさりの砂抜き後の保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. あさりを砂抜きしても全く開かない…なんで?食べれる?
  2. まずはあさりが死んでるか否かを見極めよう
  3. 生きてるあさりが砂抜きしても開かない原因と対策は?
  4. ①明るい・暑い場所であさりを砂抜きした
  5. ②塩分の多い水であさりを砂抜きした
  6. ③擦り洗いでアサリの蝶番が破損した
  7. ④塩水の温度が低い
  8. ⑤水道のカルキが多い
  9. あさりを砂抜きする方法は?正しいやり直し方って?
  10. ①あさりの基本的な砂抜き方法
  11. ②50℃のお湯を使ってあさりの砂抜きを時短する方法
  12. 潮干狩りで取ったあさりは砂抜きの後に塩抜きも必要!
  13. あさりを砂抜きした後に余ったときの保存方法は?
  14. 余ったあさりは冷凍保存しよう
  15. あさりを砂抜きして開かなくても大丈夫!

あさりを砂抜きしても全く開かない…なんで?食べれる?

スーパーで買ったあさりを砂抜きしても口が開かないのは、何か失敗や原因があるのでしょうか。ここでは、死んでいるあさりの見極め方と口を閉じたままのあさりは食べられるのかについて解説しますので参考にしてください。

まずはあさりが死んでるか否かを見極めよう

出典:https://fanfunfukuoka.nishinippon.co.jp/88954

死んでるあさりの特徴は、以下の通りです。

・貝殻が開きっぱなし 
・水管が出っぱなし
・触っても口を閉じない
・加熱しても口が開かない
・腐敗臭がする


あさりは砂抜きをする段階の貝殻の開閉で、死んでいるかの見分けができます。触ったり振動を与えると、素早く水管を中に引っ込め開いた口を閉じるあさりが新鮮で生きている証拠です。通常あさりのような二枚貝は貝柱の力で貝殻を閉じていますが、死んでしまうと貝柱が機能しなくなり貝殻を閉じることができず、口が半開き状態で水管が出っぱなしになります。

初めから口を開けたままのあさりや貝同士を擦ったり刺激を与えても開いた口を閉じないあさりは、何らかの原因で死んでいる可能性があります。また、あさりは加熱すると口が開きますが、開かなかったら死んいて食べられないので注意して下さい。

死んだあさりの匂いは、強烈な腐敗臭がします。幾つかのあさりの中の1個だけ死んでいても全体的に臭いがついてしまうので、死んでいるあさりだけ省いて流水で良く洗って匂いがするかどうか確認してから調理しましょう。

あさりが死んでるかの見分け方は?食べれる?食中毒になる危険も?

生きてるあさりが砂抜きしても開かない原因と対策は?

潮干狩りやスーパーで購入した生きてるあさりが砂抜きしても口を全く開かないのは、やり方を間違えて失敗したからなのでしょうか。ここでは、砂抜きしたあさりの口が開かない原因とあさりの口が開く仕組みを解説します。下記の見出し①〜⑤は正しい砂抜きの方法を実践すれば美味しいあさりが食べられるので参考にして下さい。

①明るい・暑い場所であさりを砂抜きした

あさりは夜行性なので薄暗い場所のほうが砂をよく吐きますが、明るい場所は呼吸ができず砂を吐きにくい環境です。砂抜きが失敗しないように、あさりを入れた容器の上をアルミホイルや新聞紙で覆って暗くしてみましょう。また、砂抜きに適しているのは20℃くらいの室温で涼しい場所です。日の当たる場所や、暑い場所は貝が弱って口を開かない可能性があります。

②塩分の多い水であさりを砂抜きした

あさりが砂を吐きやすい塩水は海水と同じ3%の塩分濃度が良いとされ、それより塩分が濃すぎたり、薄すぎたりすると砂を吐かないことがあります。特に、調理の味に影響が出るので塩分の多い水で、砂抜きしないようにしましょう。

③擦り洗いでアサリの蝶番が破損した

あさりの擦り洗いは、殻の表面の汚れを取り除くためにとても重要ですが、擦りすぎて貝殻を傷つけないよう注意しましょう。あさりの貝殻の開閉に関わるのは、蝶番と貝柱です。蝶番は貝を開こうとする働きがありますが、破損していると加熱してもあさりの口が開かない場合があります。

④塩水の温度が低い

あさりは生息活動する温度でないと呼吸をしないため砂を吐いてくれません。適切な濃度の塩水に浸してもあさりが口を開かないのは、塩水の温度が低くすぎて殻を閉じている可能性が高いです。あさりが砂を吐くのに最適な水温は15℃から20℃程度で、25°C以上になるとあさりが死んでしまいます。

⑤水道のカルキが多い

日本の水道水には、消毒のために極わずかな量のカルキ(塩素)が含まれています。摂取しても人体への悪影響はありませんが、味わいやにおいの面で気にする人も多いことでしょう。カルキ抜きの水道水で塩水を作ると、砂抜きの効率が上がるのでおすすめです。カルキ抜きの水は、事前に水道水を汲み置いて室内に数時間放置しておけば簡単に作れます。

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