あさりが死んでるかの見分け方は?食べれる?食中毒になる危険も?

あさりが死んでるか判断する方法・見分け方を知っていますか?今回は、あさりが死んでると〈加熱時・臭い・口が開かない〉などから判断する方法や見分け方を、死んでるあさりは食べられるのか、食中毒の危険があるというのは本当なのかとともに紹介します。あさりの死んでるか生きてるか迷うケースや、砂抜き方法・保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. あさりが死んでるとはどんな状態?判断方法・見分け方は?
  2. ①パックの水が白く濁っている
  3. ②ゆすったり振動を与えても口が閉じない
  4. ③腐敗臭がする
  5. ④加熱調理の際に口が開かない
  6. 鮮度の良いあさりの特徴
  7. あさりが死んでるか生きてるか迷うケースも知っておこう
  8. ①活動が鈍っている・低温による仮死状態
  9. ②弱っているだけ
  10. 死んでるあさりは食べられる?食中毒の危険があるって本当?
  11. 死んでるあさりを食べるのは食中毒になる可能性があるため絶対にNG
  12. 生きているあさりと一緒に調理することも避けよう
  13. あさりの砂抜き方法や保存方法は?
  14. あさりの砂抜き方法
  15. あさりの保存方法・期間は冷蔵・冷凍によって異なる
  16. あさりの美味しい食べ方・レシピを紹介!
  17. ①あさりの酒蒸し
  18. ②あさりの味噌汁
  19. ③クラムチャウダー
  20. あさりが死んでるか正しく判断して、絶対に食べないようにしよう

あさりが死んでるとはどんな状態?判断方法・見分け方は?

スーパーなどで販売されているあさりは口を閉じているので、見ただけでは死んでるかどうかわかりません。しかしよく観察すると鮮度が良いか、死んでるあさりが含まれていないかは判断できます。ここでは、あさりが死んでる状態の判断方法について説明します。

①パックの水が白く濁っている

出典: @ren929tk

スーパーなどの店頭で販売されているあさりの場合、パック内の水が濁っている時には死んでる貝が含まれているので注意が必要です。またパックの状態では問題なくても、あさりを塩水に入れて砂抜きをしている間に水が白く濁ることもあります。その場合も死んでるあさりが含まれていると考えられるので、臭いを嗅ぐなどしてより分けましょう。

②ゆすったり振動を与えても口が閉じない

あさりをゆすったり振動を与えても口が閉じない時も、死んでると考えられます。あさりの鮮度が落ちているだけの状態であれば、時間はかかっても口は閉じます。しかしあさりが死ぬと貝柱が機能しなくなるので、口が閉じることはありません。

また、市販されているあさりは店頭に並んだ時点で収穫から1~2日経っているのが一般的です。塩水に入れて保存していても、鮮度が落ちて死ぬ可能性はあるので覚えておきましょう。

(*あさりの口が半開きでも食べられるのかについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

あさりの口が半開きでも食べれる?死んでる?鮮度の見分け方も紹介!

③腐敗臭がする

あさりから腐敗臭がする場合も、死んでると考えて間違いありません。潮干狩りで持ち帰ったあさりが臭い理由には海水そのものが臭う、殻に汚れがついていることも理由として考えられます。あさりは死ぬとすぐに腐敗してしまうので、ドブのような臭いがします。鮮度が悪いあさりは調理前に、臭いもしっかり確認しましょう。

④加熱調理の際に口が開かない

塩水につけて塩抜きしたあさりを加熱調理の際に口が開かない時も、死んでるので食べてはいけません。あさりは生きているように見えても死んで腐り始めた、生き腐れと呼ばれる状態のものが混ざっていることがあります。死んでるあさりは加熱調理しても口が開くことはないので、食べる前に処分しましょう。

鮮度の良いあさりの特徴

鮮度の良いあさりの特徴は、以下の通りです。

・しっかりと口が閉じている
・少し口が開いている場合も、触ると動く
・パック内の海水が透明である
・異臭がない


上記の特徴が見られるあさりは、鮮度が良いと考えて間違いありません。鮮度が良いだけでなく美味しいあさりを見分けたい時には殻の模様がはっきりとした、横幅が広いうえ厚みのないものを選びましょう。鮮度が良くて美味しいあさりは塩水につけてしっかり砂抜きすると、どのような調理法でも美味しく食べることができます。

あさりが死んでるか生きてるか迷うケースも知っておこう

あさりを塩水に入れて砂抜きしようとした際に、あさりが死んでるのか生きているのかを判断できないケースも多いです。死んでるように見えて、調理すれば食べることができるあさりもあるので注意が必要です。ここでは、あさりが動かない場合に考えられるケースを紹介します。

①活動が鈍っている・低温による仮死状態

活動が鈍っているあるいは低温による仮死状態のあさりには、以下のような特徴があります。

・殻が半開きになっている
・動かない
・貝から水管が出ている


あさりを冷蔵庫で保存していると、温度が低すぎて仮死状態になります。1時間ほど常温の塩水につけると、仮死状態からさめて活動を始めるので食べても問題ありません。あさりを生の状態で冷蔵保存する場合は、1~2日のうちに加熱調理して食べましょう。

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