ホンビノス貝が開かない…危険?対処法は?正しい加熱時間や焼き方を紹介!

ホンビノス貝が開かない理由を知っていますか?食べても平気なのでしょうか。今回は、加熱時間を増やすなど、ホンビノス貝が開かないときの対処法や砂抜きやモヤ抜きなど下処理の方法を紹介します。〈網焼き・ホットプレート・トースター〉などホンビノス貝の美味しい焼き方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ホンビノス貝が開かない…なんで?食べても平気?
  2. ホンビノス貝が開かないときの対処法は?
  3. 加熱時間を増やして様子をみよう
  4. 加熱時間を増やしても開かないホンビノス貝は食べると危険
  5. 調理前に死んだホンビノス貝を見分ける下処理をしよう
  6. ホンビノス貝を食べる際の下処理は他に何がある?砂抜きはいらない?
  7. ホンビノス貝は砂抜きはいらないがモヤ抜きが必要
  8. 下処理後の保存は冷凍がおすすめ
  9. ホンビノス貝が開かないのを回避!正しい焼き方を紹介!
  10. ①ホンビノス貝の酒蒸し
  11. ②ホンビノス貝のトースター焼き
  12. ③ホンビノス貝の網焼き
  13. ホンビノス貝が開かないときは加熱時間を増やそう

ホンビノス貝が開かない…なんで?食べても平気?

ホンビノス貝は白はまぐりと呼ばれることもある外来種の二枚貝をさし、以下のような理由で口が開かないことがあります。

・加熱時間が足りていない
・貝柱が口を開くのを妨げている
・貝の内部が真空状態になっている
・解凍に時間をかけすぎた
・イキが悪い
・死んでいる

元々、ホンビノス貝ははまぐりより口が開くまでの時間がかかるので、時間をかけて加熱調理をするのが基本です。またホンビノス貝は生焼けの状態で食べると、食中毒が起こるのでおすすめできません。そしてホンビノス貝の口が開かない理由が何かによっても、対処法が異なるので注意が必要です。

ホンビノス貝が開かないときの対処法は?

時間をかけて加熱調理をしていても、ホンビノス貝の口が開かないで困ることもあるでしょう。ホンビノス貝の口が開かない理由に合わせて対処すると、美味しく食べることはできます。ここではホンビノス貝の口が開かないときに試した方が良い対処法を紹介します。

加熱時間を増やして様子をみよう

はまぐりを焼く時と同じ手順で加熱してもホンビノス貝の口が開かないときには、まず時間を増やして様子をみましょう。加熱時間を増やすと徐々にホンビノス貝の口が開いてくるものの、中には開かないものもあります。その場合はホンビノス貝の内部が真空になっている可能性があるので、殻の間にナイフを入れてみることをおすすめします。

加熱時間を増やしても開かないホンビノス貝は食べると危険

加熱時間を増やしても開かないホンビノス貝は食べると危険で、以下のような食中毒症状が起こる可能性もあります。

・嘔吐する
・腹痛が起こる
・激しい下痢が起こる

上記は死んだ・腐敗したホンビノス貝を食べた時に起こる食中毒の症状です。嘔吐や下痢や腹痛などの症状は3日程度で回復しますが、しびれを感じた場合は貝毒による食中毒の可能性もあり、重症化すると運動障害や言語障害を引き起こしたり、呼吸困難で死亡したりするケースがあるので病院に行くことをおすすめします。

調理前に死んだホンビノス貝を見分ける下処理をしよう

以下のような特徴があるホンビノス貝は、死んでいると考えられます。

・水洗いしても臭いがとれない
・強烈に臭い

ホンビノス貝の口が開かない事態を避けるためには、調理前に死んだホンビノス貝を見分ける必要があります。死んでいるホンビノス貝の臭いはかなり強く、生きているものに移るほどなのでいち早く処分するのが基本です。購入したすべてのホンビノス貝においてすぐに臭いをチェックして、悪臭がするものは取り除いてから下処理をしましょう。

ホンビノス貝を食べる際の下処理は他に何がある?砂抜きはいらない?

貝を調理する前には砂抜きするのが一般的ですが、ホンビノス貝にもそうした下処理が必要なのかが気になるところです。ここではホンビノス貝に砂抜きが必要なのか、調理前に行っておきたい下処理方法について説明します。

ホンビノス貝は砂抜きはいらないがモヤ抜きが必要

スーパーで購入したホンビノス貝は砂抜きはいらないものの、潮干狩りで採ったものは以下の手順でモヤ抜きを行う必要があります。

①濃度が3%の塩水を作る
②ホンビノス貝を塩水に浸ける
③1時間から3時間ほど置く


モヤ抜きとはホンビノス貝内に蓄積されている、泥や体液を吐き出させることです。500mlの水に塩を大さじ1杯加えると、3%の塩水が作れます。そしてホンビノス貝のモヤ抜きを行う際には、15~20℃になるように水温を調整するのがおすすめです。潮干狩りしたホンビノス貝の場合は、数時間から半日程度モヤ抜きをする方が安心です。

モヤ抜きの際、口を開かないと死んでいると考えてしまうかもしれませんが、こちらの下処理でホンビノス貝の口が閉じている状態は生きている証拠であるため心配はいりません。

下処理後の保存は冷凍がおすすめ

下処理をしたホンビノス貝は、以下の手順で冷凍するのがおすすめです。

①ホンビノス貝を酒蒸しや煮物にする
②貝から中身だけを取り出す
③②を酒蒸しあるいは煮物の汁とともにジッパー付き保存袋または密閉容器に入れる
④ホンビノス貝の身が煮汁で十分に浸った状態で冷凍庫に入れる


ホンビノス貝を加熱調理する際に出る汁には旨味がたくさん出ているうえ、冷凍している間にそこから身が美味しさを再吸収してくれるのです。また調理する際にも凍った汁ごと鍋に入れると、簡単に美味しく仕上がります。

ホンビノス貝が開かないのを回避!正しい焼き方を紹介!

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