チョコパイが小さくなったって本当?いつから?昔のサイズについても紹介!
チョコパイが小さくなったと言われていますが本当でしょうか?今回は、チョコパイが小さくなった噂の真偽や、小さくなった場合の期間・理由についても紹介します。チョコパイ以外に小さくなった商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
1987年の発売当初と比べると、クリームを挟んだチョコパイのサイズは小さくなり個数も減っています。ロングセラー商品のチョコパイをサイズダウンするとロッテが決断したのはなぜでしょうか。気になるその理由について説明します。
チョコパイの製造コストカットだと予想される
チョコパイがサイズダウンした理由は、製造コストをカットするためと予想されます。これはステルス値上げあるいはシュリンクフレーションと呼ばれる、価格を変えずに内容量を減らす手法を取り入れたからです。サイズダウンしてチョコレートやクリームの使用量を減らすことで、原価を抑えることが目的と考えられます。
チョコレートやクリーム、小麦粉などの原料価格も発売当初より高くなり、それを値上げにつなげないための苦肉の策といえるかもしれません。またチョコパイの販売量のピークは1993年といわれており、売り上げの減少とともにサイズや個数が減ったとも考えられます。この背景には消費税率の上昇など、社会的な影響を受けている側面もあるのです。
チョコパイ以外に小さくなった商品はある?
出典: @pleinryoco
シュリンクフレーションは、お菓子メーカーではよくみられる現象です。そのためロッテのチョコパイ以外にも、発売当初からサイズダウンしているお菓子は少なくありません。ここでは、チョコパイ以外に小さくなった商品例を2つ紹介します。
①カントリーマアム
不二家が販売しているカントリーマアムも、1984年の発売当初から比べると小さくなっています。1992年のカントリーマアムは1枚が11gでしたが、現在は10gにサイズダウンしているのです。さらにカントリーマアムのファミリーサイズにおける1袋あたりの枚数も、30枚から20枚に減っています。
(*カントリーマアムのサイズについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
②ハーゲンダッツ
高級アイスクリームとして人気のハーゲンダッツも、容量が少なくなっています。発売当初のハーゲンダッツの重量は120gでしたが、2014年2月に110gに減らしています。この時は270円の価格を263円に下げているので、シュリンクフレーションとはいえません。
しかし同年12月に272円に値上げしており、ハーゲンダッツジャパンが実質値上げ宣言をしたことで知られています。この背景には原料の価格高騰があり、2019年には再び295円に値上げされました。
(*小さくなったお菓子について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
チョコパイは小さくなっていた!
今回はチョコパイが小さくなった噂の真偽や、小さくなった場合の期間並びに理由についても紹介しました。ロッテのチョコパイが小さくなったのは事実ですが、値上げを避けるために行われたことです。その美味しさに変わりはないので、これからもチョコパイを食べ続けていきましょう。