数の子の正しい保存方法・期間は?塩抜き後は冷凍・冷蔵どっちがいいの?
数の子の保存方法を知っていますか?上手に保存して美味しく食べたいですよね。今回は、数の子を〈塩漬け・味付け〉に分けて、〈冷凍・冷蔵・常温〉の中から最適な保存方法を、賞味期限・日持ち期間とともに紹介します。数の子が腐るとどうなるかや、大量消費できるレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 数の子の正しい保存方法って?冷蔵?冷凍?
- 保存する前に味付け数の子か塩漬け数の子かを見分けよう
- 塩漬け数の子の保存方法は?賞味期限・日持ち期間はどのくらい?
- 塩漬け数の子は冷蔵保存で3ヶ月ほど日持ちする
- 塩漬け数の子は常温でも数日保存できるがおすすめしない
- 保存後の塩漬け数の子は「塩抜き」してから食べよう
- 味付け数の子の保存方法は?賞味期限・日持ち期間はどのくらい?
- 味付け数の子は冷蔵保存がおすすめ
- 長期保存したいときは冷凍保存しよう
- 冷凍した数の子の解凍方法・食べ方
- 保存した数の子が腐るとどうなる?
- 数の子を期限内に大量消費できるレシピも紹介!
- ①数の子とクリームチーズのポテトサラダ
- ②数の子パスタ
- 数の子の保存方法をマスターしよう
数の子の正しい保存方法って?冷蔵?冷凍?
子孫繁栄の縁起物としてお正月の定番料理である数の子ですが、食べ切れずに保存することも多いでしょう。数の子は、その種類によって適切な保存方法が異なります。まずは、数の子の種類と見分け方、それぞれの最適な保存方法を紹介します。
保存する前に味付け数の子か塩漬け数の子かを見分けよう
出典: @sakanano_funaki
数の子には、味付け数の子と塩漬け数の子があり、保存方法はそれぞれ異なります。詳細は、次の見出しで説明するので参考にしてください。上の画像は、味付け数の子です。すぐに食べられるように表面の薄皮が剥がれており、醤油やみりんなどの調味料で味付けされています。日持ちはあまりせず、常温や冷蔵庫での長期間の保存は不向きで冷凍保存が適しています。
出典: @ken12153958
上の画像は塩漬け数の子で、表面に薄皮があるのが特徴です。塩漬け数の子は保存性を高めるために高濃度の塩で漬けているため、冷蔵庫で長期間保存することができます。なお、塩漬け数の子を冷凍すると食感が損なわれるため、冷凍保存は不向きだと言われています。
塩漬け数の子の保存方法は?賞味期限・日持ち期間はどのくらい?
ここでは、塩漬け数の子の保存方法を紹介します。保存できる期間やその後の食べ方も併せて紹介するので、参考にして下さい。
塩漬け数の子は冷蔵保存で3ヶ月ほど日持ちする
塩漬け数の子を保存する際は、以下の方法を参考にして下さい。
・未開封のものはそのまま冷蔵庫に入れる
・開封後は密閉容器に入れて冷蔵庫に入れる
塩漬け数の子は、冷蔵で3ヶ月ほど日持ちします。ただし、賞味期限が途中で切れたり数の子の見た目や匂いに異変が起きたりした場合は、食中毒の原因になる可能性があるので早めに食べるか廃棄して下さい。
塩漬け数の子は常温でも数日保存できるがおすすめしない
塩漬け数の子は冬場の室内であれば常温での保存も可能ですが、より安全に食べるためには冷蔵することがおすすめです。なお、常温の日持ち期間は2~3日が目安です。直射日光や暖房などの影響がない冷暗所で保存するようにして下さい。
保存後の塩漬け数の子は「塩抜き」してから食べよう
保存した塩抜き数の子を食べる時は、以下の手順で塩抜きを行いましょう。
①0.5%濃度の食塩水を作る
②数の子を食塩水に3~4時間ほど漬ける
③上記の工程を2~3回ほど繰り返す
塩抜き用の食塩水を作る際は、1Lの水に対して食塩小さじ5程度加えるのが目安です。数の子の薄皮はそのままでも食べられますが、塩抜き前に剥いておくと塩抜きの効果が出やすくなります。なお、塩抜きした数の子は密閉容器に入れて冷蔵しましょう。日持ち期間は約1週間なので、早めに食べるようにして下さい。
(*塩抜きした数の子の賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)