数の子の賞味期限は塩抜き前後で変わる？期限切れはいつまで食べれる？

数の子とはニシンの卵巣を塩漬け、または乾燥させたものです。その粒の多さから子孫繁栄の縁起物としておせち料理などに使われてきましたが、日常的におかずやおつまみとして食べることもあります。食感が独特で味がしみた数の子ですが賞味期限はいつまでで、どのくらいの期間美味しく食べられるのでしょうか。以下では数の子の賞味期限について説明します。

数の子には、長期保存できるように生の数の子を強めの塩で漬けた塩漬け数の子と、塩を抜いて味付けをした味付け数の子があります。塩漬けの数の子は塩抜きする前であれば冷蔵で3ヶ月、長いもので半年は日持ちするのです。おせちなどに入れるために数の子をたくさん買ったものの、余ってしまったという場合は塩抜きをせずに保存することをおすすめします。

塩を抜いて味付けをした味付け数の子の場合の日持ちは、塩抜き前と比べると短くなってしまいます。冷蔵の場合は1週間、冷凍の場合は1ヶ月ほどの日持ちです。塩漬けの状態では冷凍保存だと食感を損なうことがありますが、おせちなどに使用するために塩抜きし味付けされたものは冷凍や冷蔵保存も可能となります。

食べ物にはそれぞれ賞味期限というものが設定されています。数の子は長期間保存できるものですが、もしも賞味期限が切れてしまった場合はいつまで食べることができるのでしょうか。以下では賞味期限の定義から、いつまでであれば食べられるのかを紹介します。

賞味期限とは保存方法を守って保存していた場合で、品質が変わらずおいしく食べられる期限を指します。賞味期限は科学的検査で決められた可食期間に、安全係数を掛けて日数を導き出します。 一方消費期限は保存方法を守って保存していた場合に、安全に食べられる期限です。つまり、賞味期限はおいしく食べられる期間なので多少過ぎても食べることは可能です。

数の子の場合冷凍や冷蔵、塩漬けと塩抜き後とで賞味期限は異なるものの腐っていなければ食べることはできます。例えば一年前に買ったものが冷蔵庫の奥から出てきた、賞味期限が半年過ぎた場合でも腐っていなければ賞味期限を過ぎていても食べることは可能と言えるでしょう。

比較的賞味期限が長めに設定されている数の子ですが、賞味期限が過ぎて腐るとどのように変化するのでしょうか。賞味期限が過ぎてしまった場合の、数の子が腐っているかどうかについての判断基準について以下で紹介します。